都市連動型メタバースのガイドライン策定のための「バーチャルシティコンソーシアム」が発足

　KDDI、東急、みずほリサーチ&テクノロジーズ、渋谷未来デザインは、都市連動型のメタバース (以下、バーチャルシティ) を利用するためのガイドライン策定などを目的として、「バーチャルシティコンソーシアム」を発足した。

　「メタバース」とは、インターネット上に構成される仮想空間での生活やビジネスのことで、近年注目を集めている。

　4社は、「バーチャルシティ」において、実在都市と仮想空間が連動し、ともに発展していく新たなまちづくりを目指していくとしており、またその発展のために、バーチャル空間と実在都市の両方の視点から、ステークホルダー間の諸権利の整理やコンプライアンス指針の策定など、課題解決のための仕組みづくりが必要になるという。

　そのため、今回発足する「バーチャルシティコンソーシアム」では、KDDIが2022年春に展開予定のプラットフォーム構想「バーチャルシティ」などでの利活用に向け、オープンに議論、調査研究を行い、ガイドラインの策定や情報発信に取り組んでいく。