楽天モバイルの「Galaxy S10」で認証番号表記に誤り、修正アップデートが配信予定

　楽天モバイルは、同社が販売するサムスン電子製スマートフォン「Galaxy S10」の一部において、認証番号に誤りがあることを発表した。9月2日に修正アップデートが配信される予定。

古い表記が更新されず

　同社が販売するGalaxy S10において、サムスン電子によるWi-Fi 6（IEEE 802.11ax）へ対応のアップデートを実施した際、本来更新されるべき電波法および電気通信事業法に基づく認証番号が古い表記のままとなっている。

　対象となるのは、Galaxy S10のうち、2020年6月25日以降にソフトウェアを更新している端末で、ビルド番号は「QP1A.190711.020.G973CONS1BTJ1」「QP1A.190711.020.G973CONU1BTF4」「QP1A.190711.020.G973CONU1BTH3」。

　この問題は、画面表示上のみの問題であり、実際には法令で定められた技術基準に適合し、認証も取得しているためユーザーが影響を受けることはないという。

アップデートで修正予定

　9月2日に配信予定のアップデートで今回発生している事象は解消される。更新後のビルド番号は「RP1A.200720.012.G973CONU1CUB1」、正しい認証番号は「005-102278/ADF19-0152005」となる。

　現在インストールされているAndroidバージョンにより正しい認証番号表記になるまでのアップデート回数が異なる。

　Android 9におけるビルド番号「PPR1.18610.011.G973CONU1ASJE」の場合、認証番号の表記に問題はないものの、Android 10へのアップデートで誤った表記になる。正しい認証番号になるまでは3回のアップデートを実施する必要がある。

　同社ではメーカーとともにしっかり対応していきたいとしている。