ASUSのフラッグシップ「Zenfone 8」シリーズを発売、フリップレス・FeliCa搭載モデルや日本限定カラーも

　ASUS JAPANは、フラッグシップモデルのAndroidスマートフォン「Zenfone 8」と「Zenfone 8 flip」を8月20日に発売する。

　インカメラとアウトカメラを備えた「Zenfone 8」は、メモリーとストレージが16GB／256GB、8GB／256GB、8GB／128GBモデルをラインアップ。価格はそれぞれ10万8800円、9万2800円、7万9800円。

　イン・アウト共用のフリップカメラを備えた「Zenfone 8 flip」は8GB／256GBと8GB／128GBモデルをラインアップする。価格は9万8800円と8万6800円。

　なお、これまでのシリーズでは「ZenFone」表記だったが、今回から「Zenfone」に表記が変更された。

おサイフケータイ対応でコンパクト化した「Zenfone 8」

　「Zenfone 8」は、5.9インチのAMOLEDディスプレイ（FHD＋）を搭載したAndroidスマートフォン。120Hz駆動に対応し、自動／90Hz／60Hzの駆動設定ができる。

　ディスプレイはGorilla Glass Victusを採用し、強靭性を高めている。

　フリップカメラではなく、イン／アウトカメラを搭載するモデルとなる。

　チップセットは「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を搭載し、メモリーとストレージは、16GB／256GB、8GB／256GB、8GB／128GBの3モデルを用意している。

　アウトカメラは、64MP（F値1.8）の広角カメラと12MPの超広角カメラを搭載。インカメラは12MPカメラを搭載している。

　また、FeliCaリーダーを搭載し、おサイフケータイに対応する。このほか防水防塵性能も備えている。

　本体カラーはオブシディアンブラックとムーンライトホワイト、ホライゾンシルバーをラインアップ。このうち、ムーンライトホワイトは日本限定カラーでラインアップされている。

フリップカメラでセルフィーも美しく「Zenfone 8 flip」

　「Zenfone 8 flip」は、フリップカメラを搭載したAndroidスマートフォン。

　ディスプレイは、6.67インチのAMOLEDディスプレイ（FHD＋）を搭載し、最大90Hz駆動まで対応する。

　フリップカメラは、64MP（F値1.8）の広角カメラと12MPの超広角カメラ、8MPの望遠カメラの3眼構成。3倍の光学ズームと12倍までのデジタルズームをサポートする。

　フリップカメラの駆動部は、前モデル（ZenFone 7）と比較して50％耐久性が向上しており、0.5度単位で角度調整できる。

　自撮り撮影時も、3眼カメラを利用できるため高画質で撮影できるほか、自動顔認証やナイトモードなどの豊富な機能を利用できる。

　このほか、5000mAhの大容量バッテリーを搭載する。FeliCa（おサイフケータイ）や防水防塵はサポートしない。理由については、「フリップ機構で実装するのが困難」としている。

　本体カラーは、ギャラクティックブラックとグレイシアシルバーをラインアップする。

【お詫びと訂正】
　仕様比較の表組みの「防水防塵」性能について、Zenfone 8 flipの項目を修正しました（「ー」表記に修正）。
　お詫びして修正いたします。