ヤフー、新型コロナワクチンへのデマなどに対する取り組みを紹介

　ヤフーは、同社の新型コロナウイルスワクチンに関するデマなどへの取り組みについて公開した。

　大規模な災害や今回のような未知のウイルスのパンデミックなどの状況ではデマが広まりやすいとされている。

　そこで、Yahoo! ニュースのトピックスにおいて、積極的に誤情報やデマを否定する記事を掲出。デマや間違いに対して「本当はこういう意図で、こういう情報が流れている」や「これは間違っている」と伝える「カウンター」と呼ばれる情報を出すことで、誤った認識が拡大することを防ぐ狙い。

　さらに医療専門家の見解や医学的な見地からの解説をまとめた記事も掲出し、正しい情報の拡散を図っているという。Yahoo! ニュースだけではなく新型コロナウイルスの特設サイトにも掲出されている。

　また、「ワクチン 危険性」などのキーワードで検索すると、厚生労働省のWebサイトやYahoo! ニュース上に専門家による解説記事などが上位に表示されるようになっている。

　こうしたことに加えて、ワクチンに関する情報をグラフやインフォグラフィックなどでわかりやすい形にまとめるとともに、地域ごとのワクチンの状況などについても情報を提供している。同時に、ワクチン接種予約ができる施設の通知や接種会場を検索できる機能なども利用でき、ワクチンに関する疑問や知りたいことを素早く知ることができるようになっている。

　このほか、住居地の自治体でワクチン接種可能な時期が更新されたら、Yahoo! JAPANアプリで通知するとともに、Yahoo! MAPアプリなどで接種会場までのルートを表示するといった機能も利用できる。