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「Omiai」運営企業のWebサイトで不具合、他者の個人情報が一時閲覧可能に

 ネットマーケティングは、同社コーポレートサイトの問合わせフォームにおいて一時、他者の書き込みが第三者から閲覧できる不具合が発生していたことを明らかにした。現時点で不具合は修正済みとしている。

ネットマーケティングWebサイトより

 5月19日11時~5月22日15時までの間、同社のコーポレートサイトに設置されている問合わせフォームにユーザーが記載した内容が、その後に利用した別のユーザーから閲覧できるようになっていた。

 他者に閲覧可能となっていたデータは、会社名、部署名、会社URL、氏名、フリガナ、電話番号、メールアドレスに加えて問合わせ内容の一部。影響を受けるのは、対象期間内にフォームを利用した37人。当該のフォームは同社が運営するマッチングアプリ「Omiai」のものではなく、コーポレートサイト内のフォーム。

 ユーザーからの指摘により発覚したもので、現在は対応を行ったため問合わせフォームは問題なく利用できる状態という。

 原因はサーバープラットフォームの移行に伴うシステム設定の不備。フォームに投稿したキャッシュが残り、結果的に第三者から閲覧可能状態となっていた。「Omiai」で発生した外部からの不正アクセスとは無関係としている。

 同社では、Omiaiへの不正アクセスとともに今回の件について謝罪するとともに情報管理体制の再強化に努めるとしている。