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GSMA、MWC21バルセロナの国際渡航認証を発表

 通信事業者の世界的な業界団体であるGSMAとスペイン内務省は、6月に予定する展示会「MWC21バルセロナ」について、出展者、出席者、スポンサー、パートナーを含むすべての登録者がイベントへ参加できるよう、スペインへの入国を許可することで合意した。

 現在はEU外の国からスペインへの入国は拒否されている。しかし「高度な資格を持つ労働者」を含む特定のグループの人々には例外が適用されることになっている。今回の発表では、スペイン政府がこの例外とされるグループに、MWC21バルセロナの登録者を含めることになるという。GSMAは、MWC21バルセロナの登録者の詳細をスペイン当局と共有し、入国しやすくする。

 参加希望者は、サイト上でイベント参加へ手続きを進める。登録完了後、関連情報はビザと国境管理のためにスペイン政府へ提供される。

 登録完了時には、MWCバルセロナ2021への出席確認を受け取ることになる。領事館またはビザ発行機関に連絡する際、イベント参加時の旅程中は、この出席確認書を持っておくよう案内されている。

 なお、観光客として、またはMWCバルセロナ2021への参加以外の理由でスペインに入ろうとしても入国できない。またスペイン政府が「高リスクのCovid-19の国と地域」としている場所からの渡航なども入国できない。