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「モバイルSuica」アクセス集中は21日夜に緩和、定期券の再設定・サーバー退避も利用可能へ

 JR東日本の「モバイルSuica」関連の大規模なメンテナンスが21日7時30分ごろに終了、その後、アクセス集中により定期券の利用に不具合がでるといった症状が確認されていた。一方、「モバイルSuica」のサポート情報を展開する公式Twitterアカウントは、21日22時49分、アクセス集中が緩和され、エラーが解消されたと案内。サーバ退避した、あるいは再発行登録したSuicaを、端末へ再設定することや、アクティベースも利用できつつあると案内している。

 3月21日の大規模メンテナンスにより、Android版のモバイルSuicaが刷新された。その一方で、「サーバ退避」か「再発行」したSuicaを、端末へ再設定できない事象が発生。ユーザーによってはたとえば定期券が使えない状況となっている。そこでJR東日本では、Webサイトで再設定手順などをあらためて案内していた。

 しかし、もし定期券を使う場面までに再設定が完了せず、使えない状態のまま、乗車券の購入や、Suicaで乗車するよう呼びかけている。ユーザーが負担した分は別途返金する。返金の手続きは、定期券が復旧し、ユーザーの負担額が確定した後、モバイルSuicaのWebサイトに用意されたフォームから申し込む流れとなっている。

 なお、iOS向けのSuicaアプリでは、クレジットカードの登録および変更ができない状態とのこと。