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「ほしい物リスト」で支援をつなぐプログラム、アマゾンで実施

 アマゾンジャパンは、物資の支援を必要としている団体や施設をサポートする「Amazon『みんなで応援』プログラム」を開始した。Amazon.co.jpの「ほしい物リスト」を活用し、団体と支援者をつなぐ活動を展開する。

 同プログラムのホームページでは、支援を希望する団体や施設を掲載している。

 支援したいユーザーは、ページから支援したい団体などを選択し、団体のほしい物リストから、支援したい商品を選び、支援先の住所宛に商品を購入すると、支援先に商品が送られる。

 開始時点で、150以上の団体が参加している。

 たとえば、経済的困難を抱える家庭の子どもへの学習支援などに取り組む「キッズドア」や、全国250カ所以上で社会貢献活動を行う日本YMCA同盟、ひとり親支援活動を行う「ハートフルファミリー」や「日本シングルマザー支援協会」、「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」などが参加している。

 このほか、子ども食堂を運営する団体や施設、保護犬・保護猫を飼育している動物保護施設などがほしい物リストを公開している。参加団体はさらに募っていく。

 また、アマゾンは、世界各国で支援を必要としている団体や施設に対し、ホリデーシーズン中に物資や支援金を寄付するキャンペーン「Delivering Smiles(デリバリング・スマイルズ)」を展開している。

 日本では、同プログラムにも参加している60以上の団体や施設に対して、12月末までにアマゾンからも商品や支援金で支援する。