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モトローラ、「moto g9 play/g PRO」を発表、アジア市場やビジネス用途強化へ

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは、日本市場に投入される新たなスマートフォン「moto g9 play」と「moto g PRO」の2機種を発表した。

 発表の場には、モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長の松原丈太氏と同じくマーケティングマネージャー&エヴァンジェリストの銭高明氏が登壇。

左=モトローラ 松原氏 右=同 銭高氏

アジア市場強化へ

 松原氏は、モトローラが目指す今後のビジョンを説明。同社のミッションについて、スマートフォンを含めたテクノロジーは速いスピードで進化しており、ユーザーの使い方もどんどん変化していると現状を分析。こうした進化と変化について市場を観察し、よりユーザーに適した製品をリリースしたいと語る。

 米国、シカゴで設立されてから今年で92周年を迎えたモトローラ。近年のスマートフォン市場においては、北米発のブランドということもあり北米・南米市場で高い評価を得ており、これは欧州市場でも同様の傾向にあるという。

 アジア市場については、まだまだ成長の余地が残されており、特に今後日本市場の強化のために投資を図っており、今後人員も増強する予定という。

今後のモトローラの展開は

 世界初の携帯電話を開発したモトローラ。昨年も早い段階で5G対応スマートフォンをラインアップするなど意欲的な展開を図ってきた。また、往年の名機として名高い薄型携帯電話「razr」も復活。「ひと目見て『お、違うな』と思わせる、ワクワクさせるような端末でイノベーションを起こしたい」と松原氏。

 スマートフォンに対するニーズは多種多様で、年齢層や求める価格帯、機能などは多岐にわたる。そのため、少数のモデルでこれらをカバーするのは難しいというのがモトローラの見解。

 今後は、プレミアムライン、moto g、moto eの3つのシリーズを軸に製品展開を図るという。

 プレミアムラインは、20~30代の中でも特にテクノロジーに興味のある層に向けたシリーズ。razrのような独自性を強調したものになるという。moto gは、価格とパフォーマンスのバランスを取ったミドルレンジ帯。松原氏は「今後、ニーズが強くなるラインアップ。さらに多数、今後も出していきたい」とした。moto eは、10代やシニア層に向けたエントリーシリーズ。「より低価格で、より気軽にスマホを使いたい」というニーズに応えられる製品を提供する。

 さらに、松原氏は今後の市場次第では、シリーズをより増やしていくことも検討していると明かした。

moto gシリーズの2機種が発表

 今回、発表されたのは、ミドルレンジを担うmoto gシリーズの新製品。それぞれ「moto g9 play」と「moto g PRO」が発表された。

 銭高氏は「モトローラは無駄にスペックを上げたり、機能を搭載したりするブランドではない。ユーザーに合わせた機能を納得いく価格で提供する」とmoto gシリーズのポジションを説明。

 moto g9 playはエンターテイメントに特化。4つのピクセルを1つのピクセルとして低照度環境でもきれいな写真を撮影できるクアッドピクセルテクノロジーを搭載。焦点距離2cmのマクロレンズやボケ感の強いポートレート撮影機能も備え、笑顔を認識すると自動的にシャッターを切る機能も備える。

 moto g PROは、ビジネス用途を主眼としたモデル。g9 Playのようにクアッドピクセルテクノロジー搭載のカメラを備えながら、Android 12までのアップデート、2年間の月次セキュリティアップデートに対応する。最大の特長であるスタイラスは本体右下に内蔵されており、取り出すことで独自のスタイラス対応ランチャーが立ち上がり、素早くメモなどを取れる。

モトローラ プロダクトマネージャー 島田日登美氏
スタイラスを使う様子

 マクロレンズを搭載した理由としては、moto g8シリーズで搭載した際に好評だったためという。ビジネス用途で細かい部分を撮影するのに役立つほか、日常においても食べ物やペットの撮影などで細かい部分を鮮明に撮影できるというg8シリーズからのフィードバックが活かされた形だ。

 また、今後ビジネス用途にも力を入れていきたいと松原氏。moto g PROは個人ユーザーでも楽しめるとしつつ、新たなパートナーや販売チャネルの開拓を進めていると明かした。