ニュース
MVNO各社、「iPhone 12」動作確認結果を公開
2020年10月27日 06:00
MVNO各社と大手キャリアのサブブランドは、iPhone 12とiphone12 Proの発売に合わせて、動作確認を実施し順次結果を公表している。
本記事では、26日までに「IIJmio」「mineo」「UQ mobile」「ワイモバイル」「BIGLOBE」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「イオンモバイル」の各サービスから発表された、iPhone 12とiPhone 12 Proの動作確認結果の情報をまとめた。
なお、MVNOサービス各社はいずれも5G通信サービスを提供していない。このため、動作確認結果はすべて4G通信サービスの動作結果となる。
IIJmio
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、MVNOサービス「IIJmio」におけるiPhone 12シリーズの動作確認結果を公開した。
IIJmioタイプD、IIJmioタイプA、IIJmio eSIMのプランにおいて、SIMフリー版iPhone 12とiPhone 12 Proが利用できると確認している。
なお、新規購入したiPhone 12をアクティベートする場合、Wi-Fi接続が必要なほか、データ通信にはAPN構成プロファイルのインストールが必要。
また、eSIMと5G契約のnanoSIMを併用する場合、データ通信は4G通信のみ利用できると案内している。同社によると、iPhone 12本体の制約によるものと考えられるという。
また、同社ではキャリア版についても、順次動作確認を実施するとしている。
mineo
mineoスタッフブログによると、SIMフリー版のiPhone 12とiPhone 12 Proにおいて、mineoのDプラン(ドコモ回線)とAプラン(au回線)、Sプラン(ソフトバンク回線)で使用できると案内している。
なお、iPhone 7以前で利用できていたAプランのSIMカード「auプランnano SIM」は、動作確認対象外としている。
BIGLOBE
BIGLOBE(ビッグローブ)では、Webサイトにおいて、アップルストアで販売されているiPhone 12とiPhone 12 Proにおいて、タイプAとタイプDで使えることを確認した、と案内している。
なお、タイプAでは3G回線に対応していないほか、APNプロファイル設定が必要と案内されている。
OCNモバイルONE
NTTコミュニケーションズは、MVNOサービス「OCN モバイル ONE」において、SIMフリー版のiPhone 12とiPhone 12 Proが利用できると確認した。
なお、利用にはAPNプロファイル設定が必要と案内している。
LINEモバイル
LINEモバイルホームページによると、SIMフリー版iPhone 12とiPhone 12 Proが、LINEモバイルのドコモ回線とau回線、ソフトバンク回線で使用できると案内している。
イオンモバイル
イオンモバイルホームページによると、SIMフリー版のiPhone 12とiPhone 12 Proが、イオンモバイルのドコモ回線とau回線で使用できると案内している。
UQ mobile
UQ mobileホームページの動作確認端末によると、SIMフリー版とキャリア版の、iPhone 12とiPhone 12 Proにおいて、UQ mobileで使用できることを確認している。
なお、利用にはAPNプロファイルのインストールと、NTTドコモ版とソフトバンク版の端末ではSIMロック解除が必要。
ワイモバイル
ワイモバイルホームページによると、SIMフリー版とキャリア版の、iPhone 12とiPhone 12 Proにおいて、ワイモバイルで使用できることを確認している。
なお、利用にはAPNプロファイルのインストールと、ソフトバンク版以外のキャリア版ではSIMロック解除が必要。