イトーヨーカドーがコード決済とタッチ決済に対応へ

　セブン&アイ・ホールディングスは、イトーヨーカドーなど同社傘下のスーパーで、コード決済とクレジットカードのタッチ決済に9月10日より順次対応する。

　利用できるようになるコード決済サービスは、au PAYやd払い、PayPay、メルペイ、LINE Pay、楽天ペイ、Alipay、WeChatPay、ゆうちょPayのあわせて9種類。

対応するコード決済サービス

　決済アプリに表示されるコードを、店頭スタッフが読み取って決済できる。これまで利用できたPayPayやAlipay、WeChat Payについても、ユーザーがコードを読み取る方式から、店頭スタッフがアプリのコードを読み取る方式に変更する。

コード決済の流れ

　クレジットカードは、新たにタッチ決済に対応する。対応するクレジットカードであれば、レジのカード読み取り端末にカードをかざすだけで決済が完了する。

　セルフレジやセミセルフレジでは、タッチ決済は非対応。また、一定金額以上の場合、タッチ決済が利用できない場合がある。

タッチ決済イメージ

　導入対象となるのは、同社傘下のスーパーマーケット237店。イトーヨーカドーは9月10日～、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケットは9月16日～利用できる。なお、一部タッチ決済やコード決済に対応しない専門店がある。

au PAYのキャンペーン対象店舗に

　また、KDDIが実施している「スーパーマーケット×au PAYキャンペーン」について、イトーヨーカドーなども対象店舗となる。

　期間中、対象店舗で対象の支払方法で決済すると、通常200円（税込、以下同）ごとに1ポイントのところ、20ポイントを還元する。還元上限は、1つのau IDにつき1回あたり最大500ポイント（決済額5000円分）まで、月最大1500ポイント（決済額1万5000円分）まで。Pontaポイントで還元される。9月30日まで。