ニュース

東京都の「新型コロナ・テックパートナー企業」5社が決まる――au PAYやPayPayなど

 東京都は、新型コロナ・テックパートナー企業を発表した。スマートフォン関連のサービスが採択されており、店舗の訪問履歴を活用し、もし集団感染(クラスター)が発生するとユーザーへ知らせる仕組み「店舗型東京版新型コロナ見守りサービス」で活用される。

 これまでは都立の施設だけだったが、今後、民間の店舗にも導入される。そのために協力する事業者を6月12日から公募していたが、今回、PayPayとau PAYなど5社が選定された。

 6月27日以降、加盟店向けサービスが順次開始される。

【追記 2020/6/29 11:41】
 携帯大手3社が手掛けるコード決済サービスのうち、NTTドコモの「d払い」が東京都の選定には含まれていない。ドコモによれば「今回はそもそもエントリーに至っていない」とのことで、今後、機会があれば検討する方針。エントリーしなかった理由は明らかにされていない。