ニュース

【今日は何の日?】2000年4月10日、「ケータイ Watch」が誕生したその日に

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。最初となる今回は、創刊日となった「2000年4月10日」の記事を振り返ります。20周年にあわせ、過去の振り返りと未来に向けたコンテンツも随時配信いたします。

 今から20年前、携帯電話はまだモノクロカラーでした。いよいよ5Gという現在ですが、当時はまだ2G。とはいえ、2000年4月10日に配信した記事は、携帯・PHS加入者数が5700万人弱(2019年12月時点で1億8000万件)となり、固定電話を抜いたというニュースが配信されています。すでにNTTドコモのiモード開始から1年以上を経た時期であり、携帯電話やPHSは、かなり普及した状況でした。

2000年4月10日のバックナンバー
IDOの携帯電話「701G」(東芝製)

 このほか当時の本誌では、中日ドラゴンズのコンテンツサービスや、KDDIの前身にあたるIDOが2GのPDC方式でネット接続サービスを開始したニュースもあります。当時は時間単位の課金(1分10円、最初の1分は3円)だったそう。

 とはいえ、あまりに昔過ぎてギャップが大きく、当時のことを思い出せない、知らない方にとってはちょっと心に響かないお話かも。この日掲載した「スタパトロニクスMobile」(現在も絶賛連載中!)ではカシオ製のタフネスケータイ「C303CA」をご紹介しています。当時の携帯電話のスペックがどういったものだったか、そしてテックメディアとしてどんな視点でのレビューになっているか、よろしければぜひご一読ください。

 着信音作成などは、現在でたとえればカメラ機能のような注目度の高さだった……かもしれないけれど、筆者もまだ本誌加入前でちょっと当時の状況を思い出しづらい。読者の皆さんと一緒に学んでみます。