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ドコモ、5Gにあわせて端末の型番ルールを変更

 NTTドコモは、5Gの開始にあわせ、スマートフォンなど端末の型番ルールを変更した。2008年以来、用いられてきたルールをベースに通信規格の世代を一目でわかるよう変更が加えられた。

 今回発表された機種は「AQUOS R5G SH-51A」や「arrows 5G F-51A」など。いずれも「メーカー名を示すアルファベット」「通信規格」「通し番号」「登場年度」という構成だ。

 たとえばF-51Aの場合、「F」が富士通コネクテッドテクノロジーズ、「5」が5G対応機種、「1」が今回富士通が手掛ける機種の通し番号、「A」が型番変更後の最初の世代であることを示す。

 もし今年度、5G対応の冬モデルが登場するとすれば「〇(メーカーのアルファベット)-52A」「〇-53A」といった表記になり、来年度になれば「〇-51B」ということになる。

 4Gでもほぼ同様の型番ルールだったが、10の桁にあたる部分が通信規格を表現する形へ変更。これにより型番で4G対応機種か、5G対応機種か一目でわかるようになった。A、B、Cといった形で切り替わる末尾のアルファベットは、今回の変更を踏まえ、将来的な展開を見据えてAから振りなおすことになったという。