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楽天モバイルの基地局は現在3300カ所に、タレックCTOが報告

 楽天は2月13日、決算説明会を開催した。投資家向けの説明会には楽天モバイルのタレック・アミンCTOも登壇し、MNO事業の本格始動に向けた進捗状況などを報告した。

 特徴とする仮想化ネットワークについて説明した後、基地局の設置状況に言及。2月13日時点で3300局以上が稼働している。「無料サポータープログラム」ユーザーの1日あたりのデータ使用量は1GBを超えるが、トラフィックの増加に対してネットワークの品質指標は安定しているとした。

 また、今後の施策として、eSIMの契約におけるeKYCの導入を予告。eKYCによる本人確認が可能になれば、対面契約や契約者住所への送付物を必要としないオンライン完結の申込方法を実現できる。

 RCSベースの独自サービス「Link」は、無料サポータープログラムでベータ版を提供中。実装済のメッセージ機能や音声通話に加えて、ビデオ通話・ビデオ会議、法人向けメッセージ(公式アカウント)といった機能を今後追加していく。