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受験生のスマホ利用ルール、「使用時間の制限」が最多に――明光義塾が調査
2019年12月12日 18:53
明光義塾を展開している明光ネットワークジャパンは、中学3年生、高校3年生の子どもを持つ保護者600名(中高、各300名)を対象とし、スマートフォンの利用の仕方など、受験に向けた家族の取り組みの実態調査を行った。調査期間は11月29日~12月3日で、インターネット調査で実施された。
スマートフォンの利用に関して、子どもが受験すると答えた582名の保護者に対し、受験勉強の妨げにならないようにルールを決めているかと質問したところ「ルールを設定している」「どちらかというとルールを設定している」といったルールを設定していると答えた保護者が全体の36.1%となった。受験生の保護者、3人に1人が受験に向け、スマートフォン利用のルールを決めていることになる。
中学生、高校生別に見てみると、ルールを決めている保護者は中学3年生の保護者で45%、高校3年生の保護者で26%となった。
具体的にどのようなルールを決めているか、ルールを設定していると答えた保護者210名に複数回答形式で聞いてみると、最も多いルールは、スマートフォンの使用時間の制限。ほどんとの保護者が受験生が使える時間を制限していることになる。次いで、利用アプリや、SNSの利用制限を行っているようだ。
ほかにも調査では、保護者の環境づくりなど、受験に向けた保護者の回答結果が公開されている。