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3カ月で結婚したいあなたへ、専属コンシェルジュ付き婚活アプリ「Pairsエンゲージ」がスタート

 恋愛マッチングアプリ「Pairs」を提供するエウレカは、すぐにでも結婚したいという男女が出逢える新たなサービス「Pairsエンゲージ」の提供を7月31日より提供する。11日から開始される事前登録を済ませると入会金が無料となる。

 「Pairsエンゲージ」は、結婚意思の強い男女に向けたサービス。登録完了後、「Pairs」と同様のマッチングアルゴリズムを活用し、その会員一人ひとりに合う相手を毎月最大で30名まで紹介する。

 利用の大まかな流れは、紹介された相手とデートをして、双方が納得したらカップリング、成婚退会という流れ。原則として3カ月以内に結婚するかどうかの意思を示す必要がある。

 会員には専属のコンシェルジュが付き、相手の紹介や婚活中の孤独感やプレッシャーを解消するための相談に乗ってくれる。また、ファッションや、コミュニケーションについてのコンテンツがそれぞれの分野を専門とする「プロコーチ」によって提供されるのも特徴。

 入会の際は、独身証明書など含む身分証明書が必要。月額料金は9800円で登録初月に入会金9800円が必要。

少子化は出逢いがないから?

 日本の出生率は、1974年をピークに下降の一途をたどっている。しかし、未婚者を対象にしたアンケートでは恋人が欲しいという人は全体の61%、結婚したいと答えた人は75%となっている。これは諸外国に比べても比較的高い数字という。

 エウレカ CEOの石橋準也氏はこう語る。「婚姻率の減少は身近なところに出逢いがなくなってしまったためではないかと考えた。日本ではかつて、お見合い結婚や職場結婚が出逢いの場として主流だったが、お見合い文化が廃れ、セクハラの社会問題化や、女性の社会進出に伴い寿退社も減少した結果、日本から出逢いの場が消えてしまった」

 事実、結婚数の減少はほぼお見合い結婚と職場結婚の減少と一致する調査結果がある。マッチングサイトや婚活パーティなどは新しい出逢いの形ではあるが、高額な料金や、相談相手がいないことに加えて、危ない人に出逢ってしまうかもという危機感などから、恋愛自体に後ろ向きになってしまう人も少なくないという。

 そこで、エウレカは2012年マッチングアプリ「Pairs」をリリースした。業界初の24時間365日サポートや有人パトロールなどを行い、安心で安全な出逢いの場を提供してきた「Pairs」はこれまで、延べ20万人以上の出逢いを作ってきた。

 しかし、それでも拾いきれないニーズがあったという。

すぐにでも結婚したい層のために

 恋人と出逢うための「Pairs」だが、「すぐにでも結婚したい」というニーズは多く、そうしたユーザーへの対応が課題として持ち上がった。そのようなユーザーが求めているのは、「結婚意思が強い人とだけの多くの出逢い」や、「結婚するためのサポート体制」などだという。

 そうしたニーズを満たすのが今回発表された「Pairsエンゲージ」だ。「Pairsエンゲージ」は、周囲のプレッシャーや、家族を築きたい、子供がほしいなどの理由ですぐにでも結婚したいが、日常的に出逢いがないという人に向けたと石橋氏。

より多くの相手と出逢える

 毎月最大で30人まで紹介される上に、独身証明書や入会金、月額料金があることもあり、本気で結婚したいというユーザーのみを迎え入れられる。「Pairs」で培ったマッチングのアルゴリズムもあり、好みの相手と出逢える可能性も高い。1

専属コンシェルジュが担当、どこでもサポートを受けられる

 婚活パーティなどに参加していると、相談できる相手がなく精神的に辛くなったり、サポートがあってもオフィスアワーでの対応になってしまうため、深夜早朝には相談できないなどの問題がついて回った。

 「Pairsエンゲージ」では、会員ひとり一人に専属のコンシェルジュがつく。婚活の進め方など全般的な相談から、婚活の悩みを相談することもできる。複雑ではない質問であれば、AIがチャットで答えるため、深夜や早朝でも相談ができる。

 また、それぞれの分野の専門家が「プロコーチ」として監修するアドバイス・コンテンツが提供される。女性の印象がよくなるメンズファッションや、異性とのコミュニケーションの仕方、プロフィール写真の撮り方など多岐にわたる。石橋氏によると、今後はダイエットなど見た目を改善するためのコンテンツなど色々なジャンルがラインナップ拡充のために考え得るとしている。

現代人のライフスタイルに合わせたデザイン

 時間に追われる現代人に合わせて、登録はWebサイトから数分で登録できる。また、手間のかかる本人確認の書類提出やプロフィール作成などはすべてスマホアプリ上から完了できる。

 従来の結婚相談所などでは、どうしても事務所などに出向く必要があったが、「Pairs Engage」では、自分のペースで出逢いを見つけられるようになっている。デートのセッティングからその後のフィードバックもすべて、アプリ上でコンシェルジュとの会話で完結する。

 また、料金体系をシンプルにすることでサービスの透明性を担保した。これまでのサービスのようにオプションで結局お金を払いすぎてしまうことのないよう、ワンプライスとなっている。

これで人生が変わったというモノを

 石橋氏は発表の中で「我々が提供するのは、あったら便利やあったら楽しいというモノではない。これがあったからこそ人生が変わったというライフステージのサービスを提供する。誰かの人生をより良いものにすることが使命だ」とエウレカが提供するサービスについての熱意を語った。