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リンクジャパンらが後付け可能なスマートメーターを水道検針用に試験導入

 リンクジャパン、春日那珂川水道企業団、グローバルソリューションズは、ソフトバンクが提供するNB-IoT通信に対応したスマートメーター「eMeter」の試験導入を福岡県春日市、那珂川市で開始した。

設置されたeMeter
eMeter

 eMeterは、既存のメーターに後付けが可能なスマートメーター。既存メーターの文字盤を指定間隔で撮影し、画像を転送することで遠隔地で検針ができる仕組み。ソフトバンクが提供するIoT機器向けのLTE規格であるNB-IoTに対応し、水道、電気などの各メーターに設置が可能。電池で駆動し、1日1回の通信で5年間利用できるという。

 試験導入では、今後の実用化に向け、自動検針結果と実際の検針結果の照合や通信環境の確認などが行われる。協力者宅向けに最大20台設置され、2019年9月まで試験導入を行う。