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ゴールデンウィークは官民挙げてのキャッシュレスキャンペーン、42社が参加
“プレミアムフライデー”とも合流、経産省でキックオフイベント
2019年3月29日 14:44
キャッシュレス推進協議会とプレミアムフライデー推進協議会は、“キャッシュレス”の普及を図るキャンペーンを発表し、多数の賛同企業も登壇したキックオフイベントを経済産業省で開催した。
キャッシュレスキャンペーンは、キックオフイベント当日の3月29日が「プレミアムフライデー」に該当することなどから、第一弾を「プレミアム“キャッシュレス”フライデー」として実施。各社が3月29日限定でキャンペーンを展開する。
第2弾は、10連休となる今年のゴールデンウィークを含む、4月26日(金)~5月6日(月、祝日)の期間で、「キャッスレス・ウィーク」と名付け、42社が賛同、それぞれキャンペーンを展開する。
キックオフイベントでは、消費の喚起、地方の活性化や効率化、インバウンド対策としても「キャッシュレス」が重要なテーマになっていることが説明され、 まずは体験して便利さに触れてもらうことが重要 として、キャンペーンを今後も継続し、官民で連携して盛り上げていく方針が語られた。
また技術的な側面では、コード決済(QRコード、バーコード)の統一仕様を策定し、29日に公開したことや、4月前半をめどにAPIガイドラインを公表する予定なども明らかにされた。
ステージには賛同企業を代表して、NTTドコモ、Origami、ソフトバンク・PayPay、JR東日本、みずほ銀行、三井住友カード、LINE Pay、楽天カード・楽天・楽天Edy、セブン-イレブン・ジャパン、メルペイの10社・グループが登壇、それぞれ最新の状況や今後展開するキャンペーンなどを説明した。
イベントには経済産業大臣の世耕弘成氏も駆けつけ挨拶したほか、経産省内の店舗のキャッシュレス化を進めていく方針も明らかにした。世耕大臣は、平成31年度予算が成立したことで、10月からは、キャッシュレス決済を導入する中小規模の事業者にポイント還元などの具体的な支援策を講じていくことも明らかにしている。
イベント後には、各社が出展した展示会場を大臣が訪れ、最新のキャッシュレス決済を体験した。