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スマートホームでの暮らしをモニタリング、ドコモが参加者募集中

 NTTドコモは、住宅にさまざまなIoT機器やセンサーを組み込み、居住者の生活をサポートするスマートホームの実現を目指す「未来の家プロジェクト」を2017年から行っている。3月26日から、第3期の生活モニタリング実証実験を横浜市で実施する。

 同実験では、約20種類のIoT機器が組み込まれたIoTスマートホームで、被験者が1週間生活する。実験前後での被験者の状態変化、意識変化、行動変容について評価・検証することが目的とされている。

 IoTスマートホームには、人感センサーやスマート照明、スマートロックなどの一般的なIoT機器に加え、空気中のPM2.5を測定する「ほこりセンサー」、居住者の状態に応じた化粧品を出すという「化粧品吐出マシン」などさまざまな機器が搭載される。

 機器の多くはドコモが開発した「IoTアクセス制御エンジン」によって管理され、遠隔管理やデータ蓄積が可能。センサー類から得られたデータを解析することで、住人や住居の状態を理解し、それに応じて機器を自動制御するホームオートメーションが実現される。

 第1期・第2期はドコモ社員を含む関係者のみで実験を行っていたが、今回は一般公募でも4名の参加者を募る。参加できる日程は5月28日~6月24日。未来の家プロジェクトの公式サイトで募集している。