「ラクマ」でのスマホ売買、1年で5倍以上に

　楽天は、フリマアプリ「ラクマ」におけるスマートフォンの売買についての調査結果を発表した。なお、取引額や台数の詳細は明かされていない。

　同社によれば、2018年のラクマでのスマートフォンの取引流通額は、2017年の5.74倍となった。同社は、スマートフォンのコモディティ化に伴って中古端末でも不自由なく使えるようになり、中古端末を買うことにも抵抗のない消費者が増えたと分析している。

　特にiPhoneの人気が高く、取引額ベースでは84％を占めている。時点で、Galaxyシリーズ、Xperiaシリーズの取引が多かった。機種別の取引数ではiPhone 6が1位。2位はiPhone 7、3位はiPhone 6s。

　時期による取引数の違いとしては、新生活シーズンである4月が最も活発で、秋の新iPhone発売後のタイミングも取引が大幅に増えた。

　出品される端末の中には傷のある物や画面が割れている物もあるが、性能に問題がなければ、価格は下がるものの需要はあるという。