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サムスン、5Gスマホ「Galaxy S10 5G」を発表

 サムスンは、次世代の通信方式である5G(第5世代の携帯電話向け通信システム)に対応するスマートフォン「Galaxy S10 5G」を発表した。

 韓国や米国、欧州などの携帯電話会社での採用が決まっているが、日本の携帯電話会社の取り扱いについては触れられなかった。また今回の発表では、発売時期は明らかにされていない。

 「Galaxy S10 5G」は、19:9の6.7インチのダイナミックAMOLED(有機EL)ディスプレイを採用するスマートフォン。高速大容量かつ低遅延な5Gの特徴を活かす機種になるとの触れ込みで、よりリアルなAR体験などを楽しめるようになるという。主なスペックは同日発表された「Galaxy S10」とほぼ同等だが、いくつかの違いがある。5G関連では、ミリ波(28GHz、39GHz)をサポートする。またエンハンス4×4 MIMO、LTE Cat.20、7CAなどをサポートしており、4Gでも下り最大2Gbpsで通信できる。

 トリプルカメラ(超広角、広角、望遠)を搭載する。バッテリーは4500mAh。メモリは8GB、ストレージは256GBでmicroSDカードは使えない。大きさは77.1×162.6×7.94mm、重さは198g。

 KTやSKテレコムといった韓国の携帯電話事業者や、AT&T、Sprint、ベライゾンなど米国の携帯電話事業者、Orange、ボーダフォンなどの欧州の携帯電話事業者で採用されることが明らかにされたが、発売時期には触れられなかった。