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18歳以上の64%がスマホを利用、ニールセン調査

 ニールセン デジタルは、2018年上半期におけるスマートフォンとパソコンの利用実態をまとめたレポート「Digital Trends 2018上半期」を公開した。

 同レポートは、行動分析サービス「Nielsen NetView」「Nielsen Mobile NetView」「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」のデータを元にしている。

 レポートによれば、2018年4月から6月までのスマートフォンでのインターネット利用者数は、月間平均で前年比9%増の6772万人。18歳以上の日本人の64%が利用しているという結果となった。

 スマートフォンとパソコンの利用状況を見ると、16~29歳ではスマートフォンのみの利用が41%、パソコンと併用している利用者が56%。地域別での18~64歳のスマートフォン利用率は、東京が79%と最も高く、他地域の平均は72%だった。

 主要SNSアプリの利用者数は、Twitterが2885万人、Facebookが2320万人、Instagramが1968万人。地域別では同様に東京での利用率が高く、特に若年層で顕著な差が表れた。

 また、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のスマートフォンでの利用者数は、前年比22%増の642万人。特に東京の18~34歳では前年比92%増と、若年層を中心に利用者数を拡大していることが明らかになった。