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LINEが「プロフ画面」リニューアル、コミュニケーションを促進
過半数が月に1回以上変更、アイコンは「自分以外」の設定も多数
2018年8月16日 13:09
LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」に、ユーザーが設定できるプロフィール画面を、近日中にリニューアルする。
LINEのプロフィール画面はアイコンに動画を、画面にBGMを設定できるようにするなどのアップデートがされており、名前やステータスメッセージ、BGMを通じて自身の個性や気分、近況を示す自己表現の場としても機能しているという。
リニューアルによる具体的な変更点として、プロフィールのカバー写真が拡大され見やすくなり、アイコンが中心に配置される。プロフィール画面をスクロールするだけで、タイムラインの投稿履歴が表示され、タイムラインに投稿した写真・動画・GIFファイルもまとめて閲覧できるようになる。プロフィール画面からチャット、無料通話、ビデオ通話を開始する機能は引き続き利用できる。
特に、若年層ではプロフィール変更やステータス変更をきっかけとしたコミュニケーションも活発に行われている。プロフィールの内容を変更する頻度に関するアンケートでは、週に1回以上変更すると回答したユーザーが24%、月に1回が33%となり、半数以上のLINEユーザーが月に1回以上プロフィールを変更している。
プロフィール画面に関するアンケート
LINEの公式アカウント「LINEチーム」のタイムラインを利用した、LINEのプロフィール画面に関する意識調査もあわせて公開された。調査対象は10代以上の男女で、有効回答数は2389件、調査期間は8月7日~10日。
調査によると、プロフィール画面の変更頻度は、月1回が33%、年数回が25%、週に1回以上が24%、1年以上変えていないが10%、年1回が5%、変えたことが無いが4%。週に1回以上変更するユーザーが過半数を超えているほか、イベント時や友だちと遊んだ際など、近況を伝えるために変更するユーザーも多いという。
プロフィール画面のアイコンに使う画像・動画は、アニメやキャラクターが22%で最多、自分を含めた友だち・家族・恋人が20%、イラストが13%、芸能人・有名人が13%、自分自身が12%、風景が9%、ペット・動物が7%と続いた。本来は自分自身を示すアイコンだが、約70%が「自分以外」を設定しているようだ。
カバー写真に使う画像は、風景が27%で最多、自分を含めた友だち・家族・恋人が20%、アニメやキャラクターが16%、芸能人・有名人が15%、イラストが10%と続いた。
プロフィール画面の面白い使い方として、恋人や友だちとおそろいの画像や、2人の画像をあわせると一つの画像にする使い方をするユーザーが多く、プロフィール画面を介したコミュニケーションが行われているという。
このほか、プロフィールでそのユーザーの印象を判断することがあるか尋ねる質問では、64%が「判断する」と回答、「判断しない」とする36%を大きく上回った。