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クアルコム、「Snapdragon 632/439/429」発表

4G接続のキッズウォッチ向けプラットフォームSnapdragon Wear 2500も

 米クアルコムは、モバイル機器向けチップセット「Snapdragon」の新製品として、
「Snapdragon 632/439/429」とウェアラブル向けプラットフォームの新製品「Snapdragon Wear 2500」を発表した。

 Snapdragon 632・439・429を搭載した製品は2018年後半に発売が開始される予定

Snapdragon 632

Snapdragon 632

 「Snapdragon 632」は、CPUにKryo 250、GPUにAdreno 506を搭載し、Snapdragon 625・626と比較して40%性能が向上した。カメラは24MPのシングルカメラまたは、13MPのデュアルカメラ、ディスプレイはFHD+をサポートする。LTEモデムはダウンロード最大300Mbps、アップロードは最大150Mbpsまで対応。

Snapdragon 439

Snapdragon 632

 「Snapdragon 439」は、GPUにAdreno 506を搭載し、Snapdragon430と比較して、グラフィック性能は20%向上、CPU性能と電力効率25%向上した。カメラは21MPシングルカメラまたは、8MPデュアルカメラ、ディスプレイはHD+をサポートする。LTEモデムはダウンロード最大150Mbps、アップロード最大75Mbpsまで対応。

Snapdragon 429

Snapdragon 429

 「Snapdragon 429」は、GPUにSnapdragon 425と比較してグラフィックス性能が50%向上したAdreno 504を搭載。CPU性能と電力効率もSnapdragon 425と比較して、25%向上した。カメラは16MPシングルカメラまたは、8MPのデュアルカメラ、ディスプレイはHD+までサポートする。LTEモデムは最大150Mbps、アップロード最大75Mbpsまで対応。

Snapdragon Wear 2500

 前世代のウェアラブル向けプラットフォームSnapdragon Wear 2100と比較して、モデムソフトウェアなどの最適化により、利用時・待受時ともに電池寿命が14%長くなった。

 米クアルコムは主要顧客としてファーウェイと協力し、ファーウェイからSnapdragon Wear 2500のプラットフォームをベースにした4Gキッズウォッチが商品化される予定。

 Android Oreoに基づいた、キッズウォッチ向けに最適化されたAndroidが付属する。