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H.I.S.モバイル、7月1日から海外旅行で使える「変なSIM」

 H.I.S. Mobile(H.I.S.モバイル)は、世界75の国と地域で利用できるデータ通信用SIMカード「変なSIM」を7月1日より提供する。利用料は1日あたり500円で200MBまで利用できる。SIMカードの価格として別途1980円かかるが、9月30日までは990円で提供される。

 「変なSIM」は、海外旅行での利用を想定したMVNO型のデータ通信サービス。SIMロックを解除したスマートフォンにSIMカードを装着し、出国前に専用アプリで渡航先のプランを購入し、現地でアプリから通信を開始するよう操作すると自動的に接続するという流れ。LTE対応で、渡航先でテザリングすることもできる。スマートフォン側は、SIMロックをかかっていない、あるいは解除されている必要がある。

 通信量が200MBを超えると、128kbpsで通信することになる。H.I.S. Mobileでは国内向けの携帯電話サービスも提供しているが、ユーザーは「変なSIM」だけを単体で購入、利用できる。購入後、3年間使っていなければ無効になることがある。

 対応地域は75の国と地域で、米国や欧州、中国や韓国など日本からの渡航者が多い主要なエリアをカバー。たとえば欧州や、中国・香港・マカオといったエリアは1つのゾーンとして扱われ、1日で複数の国を訪れても500円/200MBという枠内で利用できる見通し。