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牛を数えるIoT、ドコモ北海道支社が実験
2018年2月5日 18:59
NTTドコモ北海道支社は5日、牧場での放牧牛管理にIoTサービスを活用する実証実験に成功したと発表した。
牛を放牧している牧場では、放牧地から脱走した牛がいないかを確認するため、頭数を数える業務がある。同社はドコモのIoTサービス「ロケーションネット」を活用することで、この頭数管理の効率化を目指した。
実験は2017年10月25日~11月17日に、JA摩周湖が運営する弟子屈町営牧場で行われた。放牧牛の番号札に専用のBluetooth Low Energy(BLE)タグを取り付け、放牧エリアの中にある水飲み場に検知器を設置。1日1回、牛が水飲み場に集まるタイミングで、アプリから頭数を数えられるようにした。
同社はこの方法を活用することで、従来の目視による頭数管理の回数を削減し、業務の効率化につながるとしている。
「ロケーションネット」は、ドコモが法人向けに提供するIoTサービスで、BLEタグとクラウド、スマートフォンアプリなどを活用したソリューションを提供するもの。見守りや物品管理など、用途に合わせたパッケージが用意されているほか、用途にあわせたカスタマイズも可能としている。
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