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5年ぶりの「mamorino4」、タッチパネルでスマホ風に

月額500円のプランも用意

 小学校低学年以下の子供に向けた「mamorino4」(ZTE製)は、途中、腕時計タイプのものを挟みつつ、携帯電話端末のmamorinoシリーズとしては、5年ぶりとなるモデル。2月上旬以降に発売される予定。

 約2.8インチ、QVGAのディスプレイを搭載。Webブラウザはなく、通話やSMSなどが主な用途ながら、タッチ操作への要望も多いとのことで、タッチパネルでスマートフォン風に操作する形となった。ホーム画面に戻るホームボタン以外はタッチパネルで操作する。

 防犯ブザーや、ブザー鳴動時に居場所を保護者へ通知する機能を搭載。防犯ブザーを鳴らすとココセコムへ通報するサービスも利用できる。

 このほかライトが両側面に搭載され、左側を点灯させる機能のほか、両側のライトを交互に点滅させることも可能。タイマー、ストップウォッチ機能、歩数計、声を録音する機能、話しかけると面白い声に変えてオウム返しで答えるボイスチェンジ機能が用意される。Bluetooth 4.2、GPSをサポートする。

 保護者は端末内のパスワード付きの設定メニューにアクセスすることで、端末の設定や変更が可能。

 前モデルにあたる「mamorino3」(京セラ製)と比較すると、4G LTEとVoLTEに対応したことで通話の音質が向上。通話品質の向上も要望が多かったとしている。一方で、3GおよびEメールには非対応となり、メッセージはSMS(Cメール)のみになった。

 また直前のモデルである「mamorino Watch」(ZTE製)と比較すると、通話用の端末として一般的なスタイルに戻ったことで子供でも無理なく使用でき、ココセコムに対応していることも「mamorino Watch」には無かった点となる。

 防水・防塵・耐衝撃に対応。ボディカラーはプリンセスパープル、サニーイエロー、スポーティーブルーの3色。特にプリンセスパープルは、女児向けの人気アニメのキャラクターをイメージさせる仕上がりになっている。

充電台も

 大きさは約56×99×15.5mm、重さは約105g。1200mAhのバッテリーを内蔵。ストレージは4GB、メモリは512MB。アドレス帳登録件数は50件、SMS保存件数は最大500件、定型文登録数は最大30件。LTE対応で、従来より高品質な音質で通話できるVoLTEもサポートする。おサイフケータイやNFC、赤外線、Wi-Fi、WiMAX 2+は非対応。

月額500円の「ジュニアケータイプラン」

 mamorino4を小学生以下の子供が使う場合のプランとして月額500円(税抜)の「ジュニアケータイプラン」が用意される。

 家族宛通話料は無料で、家族以外の通話は一律30秒につき20円。SMSの受信は無料。SMS送信も家族宛なら無料だが、それ以外は1通につき3円かかる。