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Surface ProにLTEモデル、初のSIMロックフリーで法人向けに販売

3キャリア・IIJと相互接続試験も開始

 日本マイクロソフトは、6月から販売している「Microsoft Surface Pro」の法人向けラインナップに、LTE対応モデル「Surface Pro LTE Advanced」を追加し、12月8日から販売を開始する。先行受注は11月1日から。法人向け参考価格は12万9800円(税抜、以下同)~。

「Surface Pro LTE Advanced」

 「Surface Pro」の最新ラインナップは6月15日から販売されている。Windows 10および生体認証技術のWindows Helloに対応し、法人向けではチームワークを強化するマイクロソフトの新しいソリューション「Microsoft 365」に最適な端末とする。

 LTE対応モデルの「Surface Pro LTE Advanced」は、同シリーズ初というSIMロックフリーモデルで展開される。日本国内の主要なLTEバンドをサポートするほか、3波のキャリアアグリゲーションに対応、理論値で下り最大450Mbpsの通信速度に対応する。

 LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/26/28/29/30/38/39/40/41。SIMスロットについてはEmbedded SIMおよびnanoSIMカードをサポートすると案内されている。

 日本マイクロソフトでは、「Surface Pro LTE Advanced」の発売に向けて、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブ(IIJ)とそれぞれ相互接続試験(IOT)を開始しており、完了状況はWebサイトで随時案内される。

 法人向け参考価格は、CPUがCore-i5で、メモリが4GB、ストレージ(SSD)が128GBのモデル「GWL-00009」が12万9800円。メモリが8GB、ストレージ(SSD)が256GBのモデル「GWP-00009」が14万9800円。