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ロボホンが接客やプレゼンをする「お仕事パック」、法人向けに

 シャープは、ロボット電話「RoBoHoN」(ロボホン)の法人向けアプリケーションパック「お仕事パック」の提供を開始した。

 「お仕事パック」の価格は4万8000円(税抜、以下同)。利用するために年額12万3000円の「ビジネス無制限プラン」に加入する必要がある。

ロボット電話「RoBoHoN」(ロボホン)

 「お仕事パック」は、ビジネスシーンやレストランなどの接客に利用できる「受付・接客アプリ」と、「プレゼンアプリ」「遠隔アプリ」の3つのアプリがセットになったもの。

 「受付・接客アプリ」は、オフィスや店舗などの入り口にロボホンを置き、受付案内に利用するアプリ。来客に対する質問の内容は、導入する企業が自由に設定できる。メールアプリと連携して、受け付けた内容を指定の宛先に送信することもできる。

内蔵プロジェクターで写真を投影するロボホン

 「プレゼンアプリ」は、ロボホンがプレゼンテーションをするもの。ビジネスシーンや観光案内などで、ロボホン本体のプロジェクターやAndroidスマートフォンで映した画面にあわせた内容をロボホンが説明する。

 「遠隔アプリ」は、ロボホンを見守りサービスの端末として利用するアプリ、自宅にいる高齢者や子どもなどに出先からメッセージを送って、ロボホンが再生する。受信者がメッセージを確認すると、送信元に通知される。ロボホンが高齢者や子どもの写真を撮影して、送ることもできる。

 シャープは、2016年度中に「お仕事パック」を英語、中国語に対応させる方針。また、お仕事パックでカバーできない用途で利用できるように、導入企業の要望に応じたカスタマイズサービスも提供する。あわせて、ロボホン用アプリを開発する企業をサポートする「認定開発パートナー制度」を開始した。

【お詫びと訂正】
 初出時、「お仕事パック」の価格を4万3000円と記載しておりましたが、正しくは4万8000円です。お詫びして訂正いたします。