【Mobile World Congress 2011】
データ端末を中心に展示するLongcheer


 中国のメーカーLongcheerは、「WM10」や「WM90」といった同社の端末を展示していた。

 「WM10」は、LTEやDC-HSPA+などに対応するUSBドングルタイプのデータ端末。こちらはすでに発売中。一方の「WM90」は、LTEに対応するモバイル無線LANルーターで、こちらは現在開発中となり、発売は来年以降とのこと。なお、同社では、すでにUMTS(W-CDMA)やEV-DOに対応したモバイル無線LANルーターも開発している。

LTE対応のデータ端末「WM10」LTE対応のモバイルルーター「WM90」

 Longcheerは日本ではイー・モバイル向けにデータ端末「D11LC」を供給しているが、D11LCやそのベースモデルは確認できなかった。このほかにもブースには、各種データ端末、データ通信モジュール、スマートフォンなども展示されていた。

さまざまなタイプのデータ端末が並ぶデータ通信モジュールも展示されていた
デュアルSIM対応の低価格フルキーボード端末スライドタイプのフィーチャーフォン


(白根 雅彦)

2011/2/18 12:53