【Mobile World Congress 2010】
NEC、LTEコミュニケーションデバイスを展示
NECブースでは、LTE対応のコンセプトモデル「LTEコミュニケーションデバイス」などの次世代ネットワーク関連の展示や、デジタルサイネージへの取り組みなどが紹介された。
「LTEコミュニケーションデバイス」は、Mobile World Congressにおいてドコモブースの展示デモ用に使われているコンセプトモデル。OSにAndroidを採用しているが、NECのブースではモックアップのみの展示となった。LTE関連では、基地局設備なども展示されており、小型のLTE基地局は、京セラブースで展示されていた基地局と外観や仕様が同等のものとなっていた。
また、デジタルサイネージのデモも行われていた。顔認識機能を搭載したデジタルサイネージで、表示を見た人の年齢や性別、滞留時間、サイネージの画面を見た回数などを検出し、デジタルサイネージの分野で広告などの効果測定機能を実現するというもの。
将来的には、年齢は性別などのパーソナル情報を検出して、配信情報を変化させるようなインタラクティブな要素を盛り込んでいくという。担当者によると、デジタルサイネージの分野は海外の方が関心が高いという。ただし、顔認識を使うため、地域に合わせたローカライズが必要という。
LTEコミュニケーションデバイス | LTEの基地局設備の展示 |
デジタルサイネージのデモ | 顔認識でデジタルサイネージを見た人の数を把握 |
概要 | デモの範囲 |
(津田 啓夢)
2010/2/18/ 16:11