【2011 INTERNATIONAL CES】
VIERAと連携する「VIERA Tablet」を披露したパナソニック


 パナソニックはケータイ関連製品を出展していないが、薄型テレビ「VIERA」と連携する「VIERA Tablet」のデモを行っていた。VIERA Tabletは、5日にパナソニックの記者会見で発表されたAndroid搭載端末。スマートフォンと同程度のサイズとなる4インチ版のほか、タブレットとして一般的な7インチ、10インチ版をラインナップする。

テレビの出展がメインのパナソニックブーススマートフォンと同程度のサイズの4インチ版「VIERA Tablet」
4インチ版「VIERA Tablet」の外観
 タブレットでは一般的な7インチ版
大型の10インチ版も用意する

 

 OSにはAndroid 2.2を採用。その上で、VIERAと連携するパナソニック独自のアプリケーションが動き、「VIERA Connect」でテレビと連携する。動画閲覧中に、「LUMIX Phone P-03C」に搭載された「ピクチャジャンプ」のようなジェスチャー操作をすることで、テレビに映像を映し出すことが可能。動画のほかテレビと連動したゲームプレイにも対応しており、複数のVIERA Tabletを起動し、対戦プレイを楽しめる。たとえば、カードゲームの場合、手元のカードをそれぞれの端末に表示し、切ったものだけをテレビに映すような使い方ができる。

OSには、Androidの2.2を採用している「ピクチャジャンプ」のようなゼスチャー操作で、テレビに映像を送信できる
ゲームのテレビ連動にも対応。複数端末での対戦プレイにも対応

 なお、CESに出展されたVIERA Tabletはプロトタイプで、発売は2011年内を予定している。

 



(石野 純也)

2011/1/11/ 11:38