【CEATEC 2020】

シャープ、AIでビジネス会話のストレス減らす「スマートヒアラブル」

CEATEC シャープブースサイトより

 シャープは、10月20日~23日までオンラインで開催される「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する。一般公開に先駆け、メディア向けに先行公開された。今回は、参考出展されている「スマートヒアラブル」をとりあげる。

 働き方改革により、ビジネス環境が変化する中、会話をするシーンも多様化しているという。

 同社は、数人での会話から会議、オンライン会議など、さまざまな人と話すシーンを、クラウドを活用したAIとIoT技術で認識し、ユーザーに適した音声に作り変える「AIフィッティング」の実現を目指しているという。

 周囲の音のほか、スマートフォンと連携し、位置情報や各種センサーも活用し、高いレベルで環境を分析する。

 また、スマートフォンと連携させることで、翻訳アプリなどへの音声入出力やハンズフリー通話もサポートさせ、ビジネスに役立つものにしたいとしている。

AIフィッティング概念図(展示資料より)

 「CEATEC 2020 ONLINE」のシャープブースでは、このほか「New Normal社会に向けた、シャープのソリューション」をテーマに、「ニューノーマルソリューションズ」、「ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス」、「ニューノーマル時代のデジタルまちづくり」の3カテゴリーにわけて展示する。