【CEATEC JAPAN 2012】
ファーウェイ「Ascend」CMキャラに水原希子、ブースには実機も

　ファーウェイ・ジャパン（華為技術日本）は、NTTドコモから10月下旬に発売されるAndroidスマートフォン「Ascend（アセンド） HW-01E」のCMキャラクターに、タレントの水原希子を起用する。2日に開幕した展示会「CEATEC JAPAN 2012」の同社ブースで発表会が開催された。

水原希子

　「Ascend HW-01E」は、ドコモの秋モデルとして10月下旬に登場する、約4.5インチディスプレイのAndroid4.0搭載スマートフォン。ドコモのファーウェイ製品は、これまでキッズケータイやフォトフレームなどが提供されてきたが、今回、ドコモの商品として初めて、ファーウェイ製スマートフォンが世に出ることになった。ユーザーインターフェイスはドコモのPalett UIやAndroid標準のもので、ドコモ標準のアプリがプリセットされる。大きな特徴は、システムメモリにキャッシュしておくことで、次回の起動速度を5秒程度に高速化する「高速ブート」となる。このほか1310万画素カメラを装備し、ワンセグ、NOTTV、おサイフケータイなどをサポート。おくだけ充電と赤外線通信は非対応となる。

ファーウェイの林氏	Ascend HW-01E

　テレビCMは「Ascendの快適さ、高速さにあわせた内容」（ファーウェイ・ディバイス・ジャパン マーケティング本部長の林秀樹氏とのことで、水原希子がワイヤーで吊られてアクションを披露する内容という。水原は「Ascendの使い心地の良さ、快適さを体験してほしい」と語っていた。

　同社ブースでは、Ascendの実機が多数用意されているほか、これまで日本市場向けに提供してきたモバイルWi-Fiルーター、キッズケータイなども展示。さらにセットトップボックスなども用意されている。基地局設備を提供する事業では、グローバル市場でトップメーカーの1つとなったファーウェイだが、今回の「CEATEC JAPAN 2012」では、展示会場最寄り駅構内に大々的な広告を掲示するなど、コンシューマー向けに同社ブランドを強くアピールしている。