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3キャリアLTE対応でJavaアプリも動作するゲートウェイ「Rooster NSX7000」

Rooster NSX7000
Rooster NSX7000

 サン電子は、LTEネットワークをサポートするLinux搭載ゲートウェイ「Rooster NSX7000(SC-RNSX7000)」を発売した。オープン価格だが、6万円前後で提供される見込み。

 「Rooster NSX7000」はNTTドコモ、ソフトバンク、KDDIのLTEをサポートするLTEゲートウェイ(KDDIのみ近日対応予定)。Linux上で「Oracle Java SE Embedded 8 Compact Profiles」をサポートし、Javaアプリの実行が可能。センサーデータの収集・加工プログラムなどを開発し、動作させることができる。C言語などによるLinuxネイティブアプリケーションも実行可能。

 長期間の安定して運用するための機能として、自律接続維持機能や死活監視機能などを搭載。サン電子の遠隔管理サービス「SunDMS」やIoTプラットフォーム「Bacsoft IoT Platform」などによる一括管理にも対応する。

 標準インターフェイスとしてEthernet、USB2.0、RS-485を搭載。オプション品の拡張ボードによりインターフェイスを追加できる。拡張ボードでは、海外対応通信モジュールや、DIDO接点、RS-232C、Wi-Fi、BLE、ストレージなどに対応する予定。

 CPUにCortex-A9を採用。データ通信速度は、下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。LTEのBand1/8/18/19をサポートする。SIMサイズは標準SIM。動作温度は摂氏マイナス20度~60度、動作湿度は0~85%。大きさは約36×105×135mm、重さは約500g。