本日の一品
ピッタリ密着系、iPhoneに“着せる”防水ケース「iMarine」
(2014/8/19 06:00)
暦の上では秋だが、まだまだ残暑厳しい毎日が続いている。よって、海や川など水辺に行くこともあるだろう。ダイビングを好む人などは、せっかくなので水中撮影をしたいという希望もあるに違いない。しかしながら、基本的に防水スマートフォンは真水のみの防水であり、海水はNGであることが多い。iPhoneに至ってはそもそも防水ではない。
今回試したのは、iPhoneを防塵・防水にし、かつ水深10mまで対応している防水ケース「iMarine(アイマリン)」である。ケースを着けても本体サイズをほぼ変えないという特徴をもった防水ケースだ。対応しているのは「iPhone 5」と「iPhone 5s」である。iPhone 4S以前や、iPhone 5cには対応していないため注意したい。今回は私物のiPhone 5で試してみた。
パッケージ内容は、防水ケース「iMarine」本体、防水シール10枚、バンパーケースの3種類。防水のみであればバンパーケースは不要だが、万が一の落下や、擦り傷などから守るために、ポリウレタン樹脂製の透明バンパーケースが付属する。
ちなみに、防水ケースを装着しない状態でもバンパーケースを利用することができる。その際は透明なソフトケースといった状態になり、iPhone 5sのゴールドに装着しても本体色を活かすことができそうだ。
ケース自体は非常に薄いポリウレタン樹脂でできており、iPhoneを入れるのに少々苦労した。というのも、iPhoneにとてもピッタリに作られており、なんとかして入れようとしたのだが、キツくてなかなか“着せる”ことができなかった。理由としては、筆者のiPhoneにはディスプレイ向けガラスシートを貼り付けており、少しだけ厚みが増している。それが原因でiMarineを着せにくくなったのではないだろうかと思っている。それだけピッタリサイズに作られているのだ。
なお、ケース自体の厚みは商品説明サイトによると0.25mmである。1mmの4分の1。あまりに薄いので、iPhoneに着せる際、破ってしまうのではないかと心配になったが、そんなことはなく大丈夫だった。ディスプレイ部とカメラ部はアクリルでできており、操作やカメラ撮影に配慮されている。
さて、ケースをなんとか着せることに成功すると、背面の開放部に付属の防水シールを貼り付ける。このシールをすることで、防塵防水が成立するわけである。落下が心配なようであれば、付属のバンパーケースを装着しよう。これで防水iPhoneの完成となる。なお、iMarineを装着している状態では、イヤホンケーブルや充電ができないので注意したい。装着前にしっかり充電しておくことをおすすめする。
ケースを付けた状態でいざ海へ!といきたいところだが、今回は近所の公園スペースで試してみた。
まず、防塵から試してみる。公園にiPhoneを埋めてみる。なかなかシュールである。ただ埋めるだけでは面白くないので、iPhoneを土のまぶしてみた。天ぷらを作るようなイメージだ。そして土埃まみれのiPhoneが完成したが、これでは汚いので、続いて水洗いである。公園の水道でiPhoneをじゃばー、っと洗ってみる。丁寧に洗ってみたが、特に問題ないようだ。水深10mを試すことはかなわなかったが、防塵と防水は確認できた。
ところで、ケースの不具合により、万が一iPhoneが壊れてしまった場合は、PL保険に加入しているため保証されるとのこと。こういった保証サービスも、防水ケース選びのポイントにしたいところだ。またピッタリと密着し、ゴツくない防水iPhoneケースが欲しいという方にはオススメだろう。
製品名 | 購入場所 | 購入価格 |
---|---|---|
iMarine | てっぺんSHOP | 3240円 |