スズキの名車カタナがピザの上を縦横無尽に駆ける！

　スズキ隼の2003年型（I型）から当時最新の2008年型（II型）へと乗り換え、その後2008年型GSX-R750を乗り倒して、再び2003年型の隼へと舞い戻ったまあまあ鈴菌感染済みの筆者としては、これは見逃してはならないと直感したアイテムがこちら。

ピザカッターナ

　往年の名車SUZUKI GSX1100S KATANAのフォルムをまとったピザカッター、その名も「ピザカッターナ」だ。「カッター」と「カタナ」を掛けているわけですな。なるほどなるほど、うーむ……。

　ネーミングセンスにいささか古めかしいものを感じつつ、でもちゃんとスズキのライセンスを受けていることもあり、見た目はバッチリ、カタナだ。フロントタイヤ部分が鋭いディスク状の刃になっていて、ジャックナイフの要領でピザの上を走らせれば、スッと鮮やかな切れ味でカットできる。ボディをしっかり握れて力を入れやすいのがいい。

一瞬、普通のプラモデルではないかと思ってしまう見た目

よく見ると(？)フロントタイヤ部分が鋭いカッターになっている

カタナらしいタンクとシートの独特な形状

　カッター部分を挟むようにして固定するスタンドも付属している。が、せっかくならサイドスタンドかセンタースタンドで自立させられれば良かったのに、と思わないこともない。

　まあ、正直に言えば、筆者はスズキ好きではあっても世代がズレているためかカタナには特に思い入れがないのだけれども。

ボディをしっかり握れるので力を入れやすい

鋭い切れ味！

　近頃はお店で買うピザだと最初からカットされていたりするし、日本の一般家庭だとピザカッターは出番が少なめかもしれない。

　ただ、使っていない間はこじゃれたオブジェとしてキッチンに飾っておけるから無駄にはならないはず。実車を所有している人もそうでない人も、スズキ好きなら必携の1台、いや1本だ。