本日の一品

パワーアップした睡眠管理機能は熱帯夜に重宝するかも? スマートウォッチ「HUAWEI Band 9」

 厳しい(というか厳しすぎる)暑さで、思うように眠れない夜をお過ごしの方も多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりで、ちゃんと眠れるけど体調は悪くならない、快適なエアコンの設定温度を模索する日々が続いています。

 もともと中途覚醒が多めの筆者。毎日熟睡できなくてもいい、でも睡眠の質は知っておきたい――そんな思いで、ファーウェイ・ジャパンが4月に発売した「HUAWEI Band 9」を5月に試しました。

 HUAWEI Band 9は、「HUAWEI Band 8」の後継機種として登場したスマートウォッチ。長方形のディスプレイの大きさは先代と変わらず1.47インチで、重さも同じ約14g。基本的なデザインは継承されています。

左:HUAWEI Band 8、右:HUAWEI Band 9

 一方でベルトの素材にアップデートがあり、シリコンやTPUからフルオロエラストマーになって装着感がアップしました。

 細かい点ですが、筆者が気づいたのはベルトのとめ方。HUAWEI Band 8はベルトの余った部分を輪っかのようなパーツで固定するしくみ。一方HUAWEI Band 9はベルトの先端に突起があり、よりピタッと固定できるようになっています。

HUAWEI Band 9
HUAWEI Band 8

 システム面のアップデートとして、ディスプレイの輝度を自動で調整する機能が追加されました。また、睡眠モニタリング機能として「HUAWEI TruSleep」が3.0から4.0へアップグレードされ、精度がアップしたようです。

 試しに機能を使ってみたところ、睡眠時間の合計や「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」といった内訳はもちろん、「目が覚めた回数」「睡眠効率」「呼吸の質」などのようなデータまで表示され、情報の充実度に驚きました。

 「分析と提案」では、睡眠に関するアドバイスをチェックできます。筆者の場合「昨夜の睡眠の質はかなり良好でした。ただし、3回目が覚めました。これは平均を上回っています」「昨夜は19時10分に21分仮眠を取りました」といったアドバイスがあり、睡眠の改善につなげられそう。

 睡眠だけでなく、ヘルスケアの細かいデータもチェックできるHUAWEI Band 9は、この夏の健康維持に一役買ってくれるかもしれません。

製品メーカー価格
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