本日の一品

一度使うと手放せない、冬でも手元がポカポカなホットデスクマット

 2022年1月の急激な感染拡大にともない、筆者の勤務形態もオフィス通勤から自宅でのリモートワークへと逆戻りしました。数カ月を経て自宅での勤務に戻って気付いたこと、それは「寒さ」。空調が整い快適だったオフィスとは異なり、自宅は真冬の到来とともに冷え切っていたのです。

 もちろん筆者宅にも暖房はあります。しかし、いかんともしがたいのが「手元の冷え」。朝方は机の天板の冷たさも相まって、手元が冷えてキーボードをタイプする指もかじかみミスタイプを連発、メッセージの送信もおぼつかずに仕事がまったく捗りません。

 なんとかならないだろうか、とあれこれ製品を探し、筆者がたどり着いた最終回答は「ホットデスクマット」でした。ホットカーペットならぬ電熱式のホットデスクマットで、手元を暖める算段です。

TEMGOOの「加熱マウスパッド」。電熱式のホットデスクマットです。

 筆者が購入したのはTEMGOOの「加熱マウスパッド」なる製品でした。使い方はいたってシンプルで、机の上に広げてコンセントを差し込みスイッチを入れるだけで、すぐにマットがじんわりと暖まってきます。暖かさは3段階に調節でき、最大で約40~50度ほど。「あったか~い」という表現がぴったりです。

スイッチはタッチパッド式。赤(強)→緑(中)→青(弱)の3段階に温度を調節できるようになっています。

 使い始めてみて、その快適さに驚きました。なぜもっと早くこれを導入しなかったのだろうと本気で悔やんだくらいです。特に朝、まだ暖房が効いておらず寒々しい部屋の中でも、手元さえ暖かければ割と平気で過ごせることに気づいたのは発見でした。以前ご紹介した「デスクパネルヒーター」で足元も温めれば、もはや無敵の気分(?)です。

素材は合皮でサラッとした手触り。適度に柔らかく手元を保護してくれます。

 気になる消費電力は最大75W。ちょっとしたホットカーペット並です。ただ筆者のケースでは、暖かくしたいのは特に冷え込む朝方の数時間で、暖かさをずっと最大にしておくわけでもありません。電源も4時間経過すると自動的に切れるようになっているので、これを使ったせいで電気代がえらいことになった、という事態にはおちいらずに済みそうです。

裏面にはビニールの滑り止め付き。デスクマットごとズルッとずれたりはしません。

 ところで筆者の場合、マットの上に置いて使っているのはキーボードとマウスで、両方ともワイヤレスのためバッテリーを内蔵しています。これを暖めて良いものか判断しかねるところです。とりあえず今のところ誤作動を起こしたり、バッテリーに異常が発生するといった事態にはなっていないので、経過を観察したいと思います。

 冷えは健康の大敵ですし、寒いと正常な思考力ややる気が削がれてしまいがちです。手足など末端の冷えに悩まれている方には、特にオススメの一品です。まさに「手放せなくなる」こと請け合いです。

製品名発売元購入価格
加熱マウスパッドTEMGOO2680円
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