本日の一品

デスク周りとテレビ生活の充実を図った2021年

 少しずつ外出して取材する機会が増えてきたものの、2021年もやっぱり引きこもり気味の1年だったように思う。年初にオフィスを自宅に移したことから、私生活と仕事を切り離しにくくもなった。だいたいは1日中デスクに向かって、仕事していたり、仕事していなかったりする。そうなるとデスク周りを充実させることがQoL(Quality of Life)に直結するから、必然的にデスク上のアイテムを増やす or グレードアップさせることが多くなる。

 そういうわけで、2021年の「本日の一品」で取り上げたものもデスク上で使うアイテムが多く、なかでも一番活躍しているのが「卓上そうじ機」。手のひらにのるサイズの安価なクリーナーで、デスクに落ちた食べかすを吸い取るのにちょうど良さそうだな、と思って購入したものだ。

オーム電機の「卓上そうじ機」

 しかし最近は、ちょっとキタナイ話だが……食べかすより耳掃除後の粉末を吸い取るのに重宝している。ティッシュを敷いてその上に、というやり方がたぶん多いのではないかと思うけれど、卓上そうじ機があると、デスクにそのまま落として後は吸い取るだけでキレイに片付く。ティッシュは不要だし、ゴミ捨ての手間も少ない。とはいえ、なんかキタナイ感じがするのは否定しない。でも楽なんで。

これは普通のゴミを吸い取っているところ。キタナイたんぱく質ではありません、念のため
製品名発売元実売価格
卓上そうじ機オーム電機1078円
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 デスク周りではもう1つ、仕事でパソコンを使うときに最も手に触れることになるキーボード「Majestouch 2SS Edition Tenkeyless」が、買って良かったなあ、と感じているアイテムだ。スピードシルバー軸は軽快にタイプでき、それでいてタイプしている感がしっかり得られるほどよいストロークと音。およそ1年間使ってきて、キーのへたりを感じるところもない。

ダイヤテックの「Majestouch 2SS Edition Tenkeyless」

 使い勝手以外のところで面白いギミックがあるのも思いがけずうれしいポイントだった。それは、キーキャップを交換して見栄えをカスタマイズできること。Majestouchシリーズの多くはキーキャップを簡単に取り替えることができ、金粉&漆塗りのキーキャップにしたり、日の丸キーにしたり、カレンダーにしたりできる。普段からよく使う、長い付き合いになるものだけに、ちょっとしたアクセントで日常に変化を加えられるのはうれしい。

2021年現在の外観。上段全てのキーキャップが交換済み。タブキーの日の丸も映える
製品名発売元実売価格
Majestouch 2SS Edition Tenkeylessダイヤテック1万5500円

 デスクからは離れるが、バッファローのネットワークチューナー「nasne」も、ここ最近のテレビ生活を激変させてくれている。これまでなら絶対に見逃していたテレビ番組も、専用アプリの快適なUIで見つけてサクッと予約録画できるし、子供たちにテレビを占有されている状況でも、手元のスマホやタブレットでいつでも見られる。

バッファローの「nasne」

 シングルチューナーなので、ガンガン番組予約していこうとすると、予約が重複してどちらかの番組を諦めることになってしまいがちな点が不満といえば不満。ただ、そこまで使い込むならnasneをもう1台追加すればいい、という話ではある。サンタクロースがプレゼントしてくれないかなあ、なんて祈りながらこの文章を書いている12月23日の筆者なのであった。

録画しているのはバラエティ番組が多め
製品名発売元実売価格
nasne(ナスネ)バッファロー2万9800円
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