本日の一品
ストラップ不要、AirTagを平面に貼り付けるためのシリコンスリーブ
2021年6月3日 06:00
アップルの落し物防止タグ「AirTag」は、それ自体にストラップホールなどの機構は持たないため、持ち物に取り付けるためにはホルダーを必要とする。もっともこれだと、ストラップやベルトを通せないせいで、取り付けられない持ち物がどうしても出てきてしまう。
今回紹介するのは、AirTagを平たい面に貼り付けるためのシリコンスリーブだ。裏面の粘着テープを剥がして平面に貼り付け、横からAirTagを挿入すれば、ストラップやベルトでは取り付けられない面であっても、AirTagを容易にセットできるというわけだ。
利用にあたってはコツおよび注意点がいくつかある。ひとつは取り付け方で、表裏両面が膨らんだAirTagを本製品の中に入れると、裏面まで膨らんでしまうため、挿入した状態での貼り付けが難しくなる。最初に本体だけ貼り付け、粘着面がしっかりと固定されたのを確認してから、AirTagを入れたほうがよいだろう。
また、アップルが公開しているAirTagアクセサリーのガイドラインでは、スピーカーのある白い面は露出させておくことが推奨されているが、本製品はこれに準拠しておらず、両面を完全に被ってしまっている。利用そのものに支障はないのだが、場所を特定するためにiPhoneから音を鳴らした場合、通常の状態に比べ音が聞こえにくい。この点はあらかじめ織り込んでおくべきだろう。
発送は中国からで、注文から到着まで約2週間ほどを要した。アップルのガイドラインに適合しない製品ゆえ、国内業者が積極的に取り扱う可能性は低く、こうした形での入手になるのはやむを得ない。現在は3個単位の販売に切り替わっているが、他業者が扱う同等品の中には1個単位で販売されている製品もあるようなので、興味のある人は以下Amazonのリンク先から探してみてほしい。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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シリコンスリーブ | Xucage | 300円(1個単位での場合) |