本日の一品
USBデータケーブルモバイルフォーンホルダー
2021年1月5日 06:00
スマートフォンを持ち歩く人の中には、周辺機器を全く持たずにスマホ本体だけを持ち歩く人が居る一方、様々な周辺機器を同時に持ち歩く人も多い。モバイルバッテリーやUSBケーブルなどが周辺機器の代表だ。
また、昨今のスマホ画面の大型化、重量化に伴って、そんどん大きく重くなるスマホを安全に持ち歩き、きちんと操作するために落下防止用のガジェットの種類もどんどん増えてきている。
今回、皆さんにご紹介するのは、充電&データ通信ケーブル兼用のフィンガーストラップだ。筆者が秋葉原のバックストリートで購入したのは“USB DATA CABLE mobile phone holder”(USBデータケーブル・モバイルフォーンホルダー:以降“スマホ・ケーブルホルダー”)という英語名にしてはやけに長い名前が付けられた商品だ。
まあ誰にでも理解できるように手短に言ってしまえば“充電&データ転送のケーブル機能も兼ねた落下防止用スマホベルト”といった感じだろうか。
充電ケーブルやデータ転送ケーブルはスマホ本体に付属する場合も多いが、スマホを操作中にうっかり落下させてしまうことを防止するガジェットの多くはスマホユーザーがある程度使い込んできた辺りで自主的に購入するモノが殆どだろう。
筆者もスマホやタブレットの種類によって、スマホリングやスマホバンド、スマホグリップなど何種類かのガジェットを使い分けている。お陰で今まで何度も超やばい危機的状況を回避することができた。
今回のスマホ・ケーブルホルダーは、従来はスマホバンドやスマホベルトと呼ばれていたバンドやベルト部分をシリコン製のUSBショートケーブルを代用して作った便利なアイデアガジェットだ。
代用ケーブルの長さはプラグの両端まで含めても100㎜少々なので、筆者の知る限り最も短いUSBケーブルのひとつだろう。普段は、シリコンゴム系の極めてフレキシブルなUSBケーブルはガイドレールの付いたABS樹脂系のケーブルプレートにフラットに収まり、出っ張りはそれほど邪魔にはならない。
ユーザーがスマホを片手でも安定した状態で持ち歩く必要性を感じた時に、ケーブルプレートの中央のえぐり部分からUSBケーブルを2本の指先でシャクトリムシのような格好になるように引き上げる。この単純な操作で、USBケーブルは上下から中央に引き寄せられ、一時的なスマホホルダーとなってくれる。
あとは個人の指の太さやホールドする角度によって引き上げて作るケーブルの長さを調整して丸くなったホルダーサイズを調整設定するだけだ。
今回、筆者はスマホ・ケーブルホルダーをスマートフォン「TCL 10 5G」に取り付けて使っている。さすがに初めての接着体験なので、スマホ本体の背面に直接貼り付ける度胸は無くて、専用のTPUケースに貼り付けて使用している。もちろんしっかり作られた専用ケースなのでケースの脱落や持った時の違和感、操作上の問題は皆無だ。
さて、スマホ・ケーブルホルダーのもう一つの有用な機能である“充電&データ通信”機能だが、これも操作は極めて簡単だ。感覚的には、両端のプラグが中央に寄ってこないようにプラグ部分を押さえてケーブルを引き上げればケーブルとプラグはガイドレールから簡単に外れる。
充電操作は一般的なUSBケーブル充電と同様だ。ACアダプターにケーブルのType-Aプラグを挿入して、反対側のType-Cプラグをスマホの充電ポートに挿入して行う。もちろんパソコンのUSBポートでも同様だ。
今回、筆者は、Type-A-Type-Cプラグのスマホ・ケーブルホルダーを購入したが、お店には、Type-A-microUSBモデルとType-A-Lightningタイプも販売されていた。筆者のTCL 10 5Gで使用した限り、スマホ・ケーブルホルダーは充電&データ通信の両機能とも問題なく動作した。
充電&データ通信ケーブルとスマホ落下防止機能を兼ね備えたUSBデータケーブルモバイルフォーンホルダーは手持ちのスマホ全部に取り付けたい便利な一品だ。
製品名 | 購入先 | 価格 |
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USB DATA CABLE mobile phone holder | 秋葉原 | 300円(税別) |