本日の一品
持ち歩けるデスクトップ環境、13.3インチ/USB-Cの2Kモバイルモニター
2020年12月23日 06:00
先日Apple Silicon M1を搭載したMac miniを購入し、これでついに我が家もメインマシンでUSB Type-Cが使えるようになった。これでオルタネートモードを使ってケーブル一本でディスプレイにつなぐことができるようになったのと、Mac miniを外で使ってみたかったのでUSB Type-Cで接続できるモバイルモニターの導入を検討しはじめた。
すでに10インチのモニターは持っているのだが、このディスプレイのHDMI端子につないでもなぜか表示できなかったのと、USB Type-Cに対応していないのでケーブルが2本になってしまうので新たに買うことにした。また、10インチだと若干小さいので、一回り大きな13インチクラスにすることにした。
調査してみると、現在のモバイルモニターは解像度がフルHD(1920×1080)、2K(2560×1440、WQHD)、4K(3840×2160)の三種類があるということがわかった。手元にある10インチモニターはアスペクト比16:10の2560×1600ピクセルなのが気に入っていたのだが13インチだと16:9の物しかないようだ。フルHDでは解像度が足りなそうだし、4Kだと表示しても文字が小さすぎて見ず、結局低い解像度で使うことになるだろうと思われたので2Kの物からよさそうな製品を探して購入した。4Kだと3万円近くなってしまうが2Kだと2万円を切るのもよい点だ。
Amazonでいろいろなショップが販売しているのだが、よく見てみるとMagedokという会社の製品のものが多いようだ。評判も悪くないので最新版を売っていそうなショップを選んで購入した。
届いたのはMagedokの「1332K-5」という製品で、モニター本体のほかにカバーやケーブルなどが入っていてすぐに使えるようになっていた。Mac miniにUSB Type-Cケーブルでつないだところ問題なく認識されて表示できた。ただ環境設定の解像度の選択で2048×1152までしか出てこないので、Optionキーを押しながら解像度の変更を選べば最大2560×1440まで選べるようになる。
添付のカバーは画面の保護だけでなく高さ調整できるスタンドとしても使えるので便利なので早速貼ったのだが、背面の半分が隠れてしまうのでVESAマウントが使えなくなってしまうことに後から気が付いて困ってしまった。
最初からカバーに付けられている強力な両面テープを使って貼るのだが、強力なだけあって必要な時だけ貼るというのは無理がある。モバイルモニターとデスクトップのサブモニターの両用で使う事を狙っている方は注意していただきたい。筆者はカバーをはがしてマジックテープを貼るか、カバーは諦めてスタンドとポーチを使うことにしようかと考えている。
従来通りminiHDMI+USB(電源として)でも使ってみたが、こちらも全く問題なく使えた。13インチだとノートパソコン本体のモニターと同じ大きさなので、資料を表示させていても見やすくてよい。
カバーをはがしてVESAマウントでディスプレイアームに固定してUSB Type-Cで接続し、デスクトップパソコンのサブモニターとして使うことも試してみた。このモニターは600gとモニターとしては軽いのでガススプリング式のアームだと軽すぎる可能性が高いことには注意したい。
筆者は軽くても問題ないメカニカルスプリング式のアームを用意して利用した。16:9のモニターを縦にして使うとPDFを表示しておくのにはちょうどいい。買う際には気にしていなかったのだがHDRにも対応しており、Chromeを使うとYouTubeのHDR動画を再生することができた。
13インチあるとメインモニターとしてもサブモニターとしても十分実用になることがわかった。あまり外に出ることはないがたまにコワーキングスペースなどを使った時の仕事がはかどりそうだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
---|---|---|
1332K-5 | Magedok | 1万9900円 |