本日の一品

廊下や階段で効果を発揮する「コーナーセンサーライト」

 最近はLEDの低価格化による普及の拡大で、LEDを使ったさまざまな照明器具などが手軽に買える時代になってきた。また、IoT機器の普及に連れて、センサー技術の進化とその応用製品の低価格化も顕著だ。

筆者宅でも音声対応で大活躍している「Amazon Echo Flex」とオプションのLEDライト

 そんな2つの技術を統合したセンサーライトが昨今は面白い。筆者宅にも、「Amazon Echo Flex」にオプションのLEDライトを組み合わせたモノと、センサーを付け加えたもう一台のEcho Flexとペアにして、自動点灯・消灯を便利に使っている。

 もちろん、IoT入門サンプルのようなかしこい使い方や組み合わせ以外にも、もっとシンプルで便利なセンサー+LEDライトのオールインワンアイテムもたくさん登場してきている。

 筆者宅でテラスのセンサー照明に使っている“ソーラー充電式のLEDライト”がそれだ。昼間は太陽光で内蔵のバッテリーに充電し、周囲が暗くなる夜間には少しの照度で光り、内蔵の動体センサーが人を感知すると最大級の明るさで周囲を照らしてくれる優れものだ。

家族の人気も高いテラスに2台設置したソーラー充電式のLEDライト

 もちろんいずれの商品も単なる防犯目的だけではなく、夜間にトイレに行くときや、テラスに出た時に周囲を明るく照らしてくれてる便利な存在で家族の人気も高い。

 今回ご紹介するのは、少しだけハードルの高いホームIoT系ではなく、インターネットとは無縁だが、家庭内ではなかなか便利で安心な存在になり得る安価な商品だ。

今回ご紹介のコーナーセンサーライト

 それはヤザワコーポレーションの「コーナーセンサーライト」だ。(以降LEDセンサーライト)LEDセンサーライトは変形三角錐の格好をしていて、廊下の端や階段のステップ奥に設置することを想定して外観がデザインされている。

中央に白いドーム型の人感・明暗センサー、周囲に小さな四角いLEDが3個
背面には電源オン・オフを行うスライド式スイッチ
単4乾電池3本で1日10回点灯するとして約200日のバッテリーライフ

 マグネットで吸着する前面カバーを取り外すと、中央のドーム型をした人感・明暗センサーの周囲にLEDが3個、その周囲に単4乾電池を3本収納するバッテリーボックスが配置されている。そして背面には電源のオン・オフスイッチ。

 早速、単4アルカリ乾電池を3本入れて、電源スイッチをオンして、歩くときに人の足先が当たらない廊下の隅に設置してみた。LEDセンサーライトは昼間の外光が十分入っている時や、室内照明が点灯していて周囲の環境が明るい時には点灯しない。

まず我が家では廊下の隅の人の足先が当たらない場所に設置した。電源はオンにしているが周囲が明るいので点灯しない
ある程度、周囲の環境が暗くなってくると、人やペットが廊下を通ると点灯する

 しかし、夜間や照明が消えて周囲の環境が暗く(10ルクス)なったことを明暗センサーが検知し、人やペットの動きを人感センサーが検知すれば、LEDライトを点灯してくれる便利な仕組みだ。一度点灯すると30秒は明るく周囲を照らしてくれる。

 検知ゾーンはLEDセンサーライトから見て上下左右が90度、距離は約90cmの範囲だ。バッテリーの寿命は、1日当たり10回点灯して約200日と記述されている。

 ずっと電源オンにしたままでも、周囲の明るいうちは機能せず、暗い環境になれば自動的に機能するのはなかなか便利だ。筆者宅には階段はないが、確かに複数台のLEDセンサーライトを階段の何カ所かに設置すれば、夜間の階段の上り下りは極めて安全になるだろう。

キッチンの隅っこにも設置して見た。夜中にキッチンに入ると即座に点灯する。設置場所を選べば天井灯なしでもいろいろな目的達成は十分可能だ
たった3個のLEDだけど廊下の隅っこで瞬時に明るく光るので夜中も心強い

 キッチンの隅っこやワードローブの中の天井に取り付けるのもありかもしれない。LEDセンサーライトは、流行りのIoT機器ではないが、難しい設定もなく、痒いところに手が届く超便利な使えるアイテムと言えるだろう。

LEDセンサーライトは人の移動の邪魔にならないコーナーなどに設置することで、真っ暗な夜中にでもセンサーによる検知で30秒間の照明になってくれる便利なアイテムだ
製品名発売元購入価格
コーナーセンサーライトヤザワコーポレーション1070円(税込)
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