本日の一品
デジタルのグラフで分かりやすい電池チェッカー
2019年2月12日 06:00
10年くらい使っていたアナログ針式の電池チェッカーが壊れたので、買い換えることにした。そこでどんな製品があるのかざっと調べてみた。
条件としては、単3、単4電池はもとよりボタン、コイン電池も測れて、残量表示が分かりやすく簡単に使えるものを探した。するとまず、ボタン、コイン電池の対応に差があることが分かった。すなわち、LR44などの1.5V系は対応しているが、CR2032などの3V系は対応していないものが多かった。ちなみに9Vの角形電池については多くの機種が対応していた。
残量のわかりやすさという点では、アナログの針式やデジタルのバーグラフ式だと電池の残りがある程度、量的にわかって個人的には好きだ。他には、2つか3つのLEDによりOKとNGの2段階程度に表示されるものもある。LED式ほうが直感的かも知れないが、あとどのくらい残量があるのか、できるなら段階的に知りたいということだ。
これらの条件に合うチェッカーとして最終的に選んだのが、ヤザワコーポレーションの「デジタル電池残量チェッカー(MW01SV)」。多機能だが800円程なのも良い。
対応電池の種類が多く、手軽に購入できる電池チェッカーとしては最多クラスではないだろうか。単1~5、9V角形、LR44などの1.5V系アルカリボタン電池(酸化銀のSR44なども対応)、CR2032などの3V系リチウムコイン電池、フィルムカメラやLEDライトなどで使われるリチウム電池(CR2、CR123A、2CR5、CR-P2)が測定可能となっている。
ただし充電池に対応しているとの説明はないので、おそらく非対応なのだと思う。筆者もエネループなどの充電池は使っているが、使う前に充電すれば100%になるわけだから、必ずしもチェッカーで測らなくて良いだろうと判断した(充電池対応のチェッカーも数は限られるが売られている)。
チェッカー本体の電源として単4電池1本をまず入れておく。電源スイッチはなく、測定したい電池を差し込むと電源が入るので便利。なかには設定が必要なチェッカーもあるが、本機はそういった手間も不要だ。
単1~5型とCR2およびCR124Aを測る部分は電池ボックス型になっているので差し込みやすい。また、9V角形と残りのカメラ用リチウム電池、ボタン、コイン電池は押し当てるだけなので、こちらも簡単だ。
そして本機の特長の1つが18段階の液晶表示部。あくまでも目安ではあるが、0~5目盛がPOOR(使えない)、6~10目盛がWEAK(少し使える)、11~18目盛がGOOD(使える)という具合になっている。0目盛からアニメ的にバーが増えていくのがなんとなくかっこ良くて気に入った。
バッテリーチェッカーがあるとなにかと便利で、電池がないのか電気製品に問題があるのかすぐに分かるし、残量が少ないと分かれば低負荷の機器(リモコンなど)に使うと無駄なく電池を使い切れる。一家に1台、是非とも常備したいアイテムだ。
製品名 | 発売元 | 購入価格 |
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デジタル電池残量チェッカー(MW01SV) | ヤザワコーポレーション | 845円 |