本日の一品

スマホを長時間持ってのゲームや動画鑑賞に最適な、スマホ背面にくっつくケーブル

製品パッケージ。メーカーはスリー・アールシステム

 「充電しながらスマホを使う」というのは、日頃よくありがちなシチュエーションだ。特にゲームや動画など、バッテリーを消耗しやすい用途であれば、まだまだ充電せずに使える残量であっても、自宅内ではケーブルはつないだまま使っている人は多いのではないだろうか。

 もっとも、スマホにせよタブレットにせよ、ケーブルを挿したままの状態だと、単純にスマホが持ちにくくなるのは事実。特に最近のスマホに多いUSB Type-Cは、コネクターを覆うカバー自体のサイズはmicroUSBよりもかさばりがちで、スマホに挿した状態だと邪魔になることもしばしばだ。

 こうした場合に便利なのが、スリー・アールシステムが販売している「INOVA くっつく充電ケーブル Gaming」だ。これはスマホにつないだまま使い続けることを想定したType-Cケーブルで、差し込んだケーブルが背面へと折り返される構造になっている。突出部は2.5mmしかないので、手に持ってもコネクタが邪魔にならない。

約1mのケーブル本体のほか、吸盤がくっつきにくい場合のためにサポートシートおよびジェルシールも付属する
USB Type-Cコネクタから蛇腹でつながったアームには吸盤が取り付けられている

 ユニークなのは、折り返されたケーブルの先には吸盤がついており、ケーブルを背面に固定できることだ。詳しくは写真をご覧いただきたいが、これによってスマホを横向きに持った両手の間からケーブルを逃がすことができ、邪魔にならずに済む仕組みだ。

 スマホの背面中央からケーブルが伸びる格好になるため、そのまま手に持ってホールドするか、もしくはアームに挟んで固定する使い方に限られる(そのままスタンドに立てるには適さない)が、充電ポートからケーブルが突出することなく、すぐに裏側に折り返せるのはかさばらなくてよい。吸盤がくっつきにくい場合のためにサポートシートが付属するのも利点だ。

スマホ(Pixel 3)に装着したところ。このようにケーブルを垂直方向に逃がせる
正面から見たところ。これならば横向きにして両手持ちをしてもケーブルが邪魔にならない
横から見ると隙間があるが、付属のジェルシールを使えば埋めることも可能だ
こちらはiPad Proに装着したところ。端から吸盤までの距離が調整できれば、さらに使いやすくなりそうだ

 コネクター部が折り返される仕様ゆえ、通常のコネクターに比べると抜き差しにはやや手間がかかり、それゆえ頻繁に着脱を行う用途には不向きだが、ゲームや動画など、持ったままの状態を長時間維持するケースには最適だ。ホームページを見る限りではmicroUSB仕様の製品も存在するようなので、機種に合わせて導入するとよさそうだ。

製品名購入場所実売価格
INOVA くっつく充電ケーブル Gamingスリー・アールシステム1000円