本日の一品

Type-CファンでオレのMacが空飛ぶ一歩手前

USBファンもType-C接続の時代に

 着々とUSB Type-C対応周辺機器の整備が進んでいる。Type-CポートしかないMacBook Proを買ってからというもの、USBハブ、USBメモリー、USBケーブル、セキュリティキーをType-Cのものに変えた。そして今回、中国は深センのお店で見つけたのがType-C接続のUSBファンだ。残暑の厳しい日にぴったりのデバイスと言えるだろう。

購入時はプロペラとコネクター部分が分かれていた
プロペラをモーター軸に差し込むだけで完成

 価格は1つ5元(約82円)。一緒に買ったType-A→Type-CやmicroUSB→Type-Cの変換アダプターが4元なので、値付けの基準がよくわからないなと思いながらも、1つだとさみしいので2つ購入した。

Type-Cの変換アダプターも一緒に買ったが、値段は1元しか変わらなかった

 使い勝手を考えると、Type-CのモバイルバッテリーやType-Cのスマートフォンに接続するのがちょうどいい。風量はなかなかのもので、1メートルくらい離れた場所からでも涼しい風が届く。そのぶん騒音もなかなかだが、コンパクトで持ち運びしやすく、屋外で涼みたい時にも気軽に使えるのがいい。

Type-Cのスマートフォンに接続。風量は十分で、かなり涼しい

 せっかく2つ購入したのでMacBook Proにも装着してみよう。左右に2つずつType-Cポートを備えるMacBook Proだが、さすがに片側に2つ付けると干渉してしまうので、両側に1つずつ装着。ぶいーんという音とともに勢いよくプロペラが回転し、あと2つ装着できればまるでドローンのように空を飛びそうだ。

MacBook Proに装着してみた
左右に1つずつ接続
ツインファンで風量はダブルだが、騒音もダブルである

 USBファンは真上にしか向けられないので、涼みたいときはMacBook Proを手前側に傾けるしかないのだが、ツインファンということもあって風量はバツグンである。注意しなければならないのは、取り外すときにMacBook Proを平置きしたままだと厳しい点。必ずプロペラに手がぶつかって痛い思いをするので、MacBook Proを片手で持ち上げながら取り外す必要がある。

MacBook Proを平置きしたまま取り外そうとすると、手がプロペラに当たって痛い。プロペラの素材が普通に硬いプラスチックなので要注意

 この形状でUSBファン側にオン・オフスイッチがなく、Type-Cポートへの接続・取り外しでしか制御できないのはある意味欠陥のような気がしないでもないが、MacBook Proで使うのはともかく、モバイル用途では役に立つ一品である。

製品名購入場所購入価格
Type-C USBファン中国・深セン5元(約82円)