本日の一品

Switchを出先でも快適に遊べる、Type-Cプラグ付きモバイルバッテリー

意表を突いた位置にある端子が意外と実用的だった「置くだけモバイルバッテリー」

 ゼルダの伝説やスプラトゥーンなど、ガッツリ遊べるタイトルが続々投入されている「Nintendo Switch」。テレビの前だけでなく、タブレットのように持ち歩いて外出先でもプレイできるというもこれまでにない特徴だ。

 このタブレットスタイルでのプレイ、意外と操作しやすく、ついつい遊びすぎてしまう。本体のバッテリーは約3時間とそれなりに持つが、ゲームに熱中していて、ここぞという時にバッテリー切れ……という事態に陥ることもある。そうした事態に備えて購入したのが今回ご紹介する「Nintendo Switch用置くだけモバイルバッテリー」だ。

 サンコーが発売したこの商品は、見慣れた形状のモバイルバッテリーの側面にUSB Type-Cプラグを付けたという代物。ケーブルなしでSwitchを直接充電できるというわけだ。

その名の通り、Switchをバッテリーに“置く”だけで充電が開始される
繋ぐだけで給電されるが、充電開始用のボタンも用意。残量を示すインジケーターは4段階
Type-Cプラグのほか、出力用のUSB-Aポート、入力用のmicroUSBポート、そして入出力対応のType-Cポートを備える
1万mAhで入出力は最大5V/3A。PSEマークも印刷されている

 ただプラグをくっつけただけでなく、側面に“足”を付けたのがミソ。Switchを取り付けた状態でスタンドとして機能し、ゲームにちょうどいい角度で立たせることができる。

 Switch本体にも華奢なキックスタンドが備わってはいるが、垂直に近い角度で固定されるため、若干使いづらいと感じていた。「置くだけモバイルバッテリー」は、それよりも緩やかな、机の上に置いた状態で画面を見下ろすのにちょうどよい角度で固定される。

Switch本体のキックスタンド。画面の角度が垂直に近く、若干プレイしづらい
「置くだけモバイルバッテリー」に設置すると、見やすい角度で固定できる

 もちろん、USB Type-C端子を備えたスマートフォンの充電も可能だ。端子部分は前後に可動するので、厚みのあるケースを付けていても対応できる。

スマートフォンを置くとこんな感じ。スタンドとしては使えるが、重心が安定しないので置いたまま操作するのはおすすめしない
パッケージの記載は中国語。日本語の商品名はシールで貼り付けられている。サンコーが用意した日本語説明書兼保証書が付属

 容量は1万mAhで、Switchなら約1.5回満充電できる計算。出力は合計5V/3A。本体直結のType-Cプラグのほか、USB AポートとType-Cポートを備えている。入力も5V/3A。入力専用のmicroUSBポートのほか、Type-Cポートを入力にも活用でき、取り回しが良い。

 なお、「Nintendo Switch用」とうたってはいるが、発売元のサンコーによると任天堂の公式ライセンス商品ではないそうだ。使ってみたいという方は、自己責任にてお試しいただきたい。

「スプラトゥーン2」のような加速度センサーを使うゲームをプレイするときは、Joy-Con用のグリップを忘れないようにしたい
製品名販売元購入価格
Nintendo Switch用置くだけモバイルバッテリーサンコー3580円(税込)