本日の一品

Suicaの残高がすぐわかるパスケース「nocoly」でチャージ忘れ防止!

 Suicaをはじめとする交通系ICカードには、クレジットカードと連携してオートチャージできるものもある。が、筆者は手動でチャージするタイプを愛用中。オートチャージ対応のカードに切り替えたり、管理するクレジットカードが増えたりするのが面倒だからだ。滅多にチャージし忘れることはないのだが、先日はすっかり忘れていて改札で立ち往生してしまった。周囲に人はいなかったがちょっと恥ずかしい時もある……。

 今後もこんなことをやらかさないとも限らない。ICカードの残高を調べるスマートフォン向けアプリもいくつかあるが、いちいちアプリを起動して読み取るのはかえって手間がかかる。そこで活用し始めたのがパスケースの「nocoly」(ノコリ―)だ。

「nocoly」
大きさは一般的なパスケースと違いはなく、ICカードがぴったり入るくらい

 「nocoly」は、正面中央のボタンを押すと、ケースに収納しているICカードを読み取り、ケース上の液晶画面に残高を表示するシンプルな仕組みのガジェット。ボタンを押すと瞬時に表示されるというより、ワンテンポおいてから表示される感じだ。

 FeliCaのICカードを読み取りできるので、SuicaやPASMO、TOICAなどさまざまな交通系ICカードで利用可能。もちろん本製品にICカードを入れっぱなしでもそのままタッチで支払い可能で、一般的なパスケースと全く同じ感覚で使える。

側面のスリットにICカードを挿し込んで収納。固定力はかなり強く、ケースからICカードが飛び出すことはない
一般的なパスケースと同様、背面に穴が空いており、ICカードを指でずらして取り出せる
ボタンを押すと残高を表示する
対応していないカードを入れてボタンを押すとエラーが表示される

 それまで使っていたパスケースが布製だったのに比べ、本製品はプラスチックのような硬い素材なので、最初は使っていてちょっと違和感があった。けれど、角は丸みを帯びて硬いものの、持っていて痛いと感じることはない。長期間使用時の耐久性はまだ未知数だが、電池含めて約24gと軽量で、落としたら即座に壊れる、ということもなさそうだ。

本体側面の窪みからスライドするようにボタン電池を外せるとのことだが、硬い……

 ところで、電源となるCR2016型電池を本体側面から脱着できるそうなのだが、カバーが固すぎて、力を込めた時に壊してしまいそう……。電池寿命は約1年らしいので今はあまり気にしないようにしているが、長く使い続けることの多いアイテムであることを考えると、やや不安。また、約3000円とパスケースとしては比較的高額なところも気にはなる。

 筆者の場合は本製品を導入したことで、気になった時にその場でICカードの残高をチェックするクセがつきつつある。残高不足になる前に気付いてチャージできるようになったので、二度と自動改札で渋滞を引き起こすこともない、はずだ。

製品名販売元購入価格
nocolyブライトンネット3218円